道のり

SNSで見つけた人のあと
よせばいいのにもう1人
ストリートビューで
家を見に行ってしまった(ヒマか)。

実家の壁にデカデカと
自民党のポスター2枚。

どうりでお義父さんと
そしてお義父さんに反発しつつも
ずっと憧れていた彼と
ウマが合わなかったはずだと、
全部の種明かしを
今聞いたような気持ちになって
合点がいってしまった。

でも、ほんとは気付いてた。
日々の言動に、
小さな違和感があったり
傷ついたり怒ったりしてたのに、
まあいっかで済ませた。
大概のことは寝たら忘れるし。
抱き合ってチャラにしたこともある(チョロい)

どうも私は、
好きって気持ちが判断を鈍らせるようだ。
全然チャラになってないし、
蓄積してこの結果なわけだし。
面倒を後回しにしただけだった。

そして、なぜかそのあと
自分のインスタの10年分を
一気にさかのぼって見た。

いろいろあり過ぎたこの10年。
常に必死。その前も、今も。
めまいがしそうだった。

そして、眺めている間に
ターニングポイントを見つけた。
デザインと少し離れた仕事を始めた3、4年前。
明らかに生活スタイルや行動範囲、
目にするものが変わっている。

衝撃。

気づかなかった。
私はどこへ行ってしまったのか。

デザインちゃんとやらなきゃいけないんだって
それが生活の基盤なんだって
これほどわかりやすく教えられるとは。
しかも過去の自分に。きっぱりと。

ひとりで生きていくのって
年を取るごとに大変になる。
どうやってお金を稼いで自分を食わせるか。
簡単なことではない。
いまだ答えがなくてずっともがいている。

でも答え出ちゃったな。
結局これしか残ってないじゃん。

長く過ごした2人の相手。
自分が選んできたもの。手放したもの。
さかのぼればそこに答えがあった。

過去なんかどうでもいい。
今なにをするかだと
がむしゃらにやってきたけど、
たまには振り返らないといけないんだな。

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