闇さんとの対話
昨年、ちょっとだけ頑張った話。
以前のわたしは、正義感に傾き過ぎていて、スピリチュアルの闇についてしつこく調べては、伝わる人にだけでもと、お節介にも注意喚起を促していました。
スピリチュアルの闇についてはこちらでほんの少しだけ触れています。
その当時、スピリチュアルに関わる闇の方々に対して、嫌悪感と強い憤りを感じていて、
わたし自身、心が調和されていなかったところもあったのですが、
それを自覚しつつ、怒りを抑える必要はないとも感じていました。
そのとき、わたしの元にひとりの方からメッセージが届きました。
今回、その方から許可を得て、少しだけ経緯とその方に関わった闇の方々について書かせて頂くことにしました。
その方を仮にAさんとします。
Aさんは、とあるスピリチュアルヒーラーからスターシード(宇宙由来の魂のこと)を開花(覚醒)させるというヒーリングを受けたことがきっかけで、
宇宙やスピリチュアルに強い興味を持つようになり、その後、わたしのこの話までたどり着いたという方でした。
Aさんの御魂さんを審神者すると、突然首が締め付けられるような苦しい信号が送られてきて、吐き気が止まらなくなり、
これはちょっと危険な状態なのでは?と感じました。
エネルギーヒーリングはときにカバーに穴が空いてしまい、そこから様々なゴミが入ることがあります。
御魂さんの状態に異常を感じたので、Aさんに施術をしたヒーラーさんから届いたというメッセージを少し読ませてもらったのですが、
メッセージを読み進めていくと、黄金色に輝く美しい光の道が目の前に出現して本当にびっくりしました。
わたしは最初から闇さんが関わっていると疑って読んでいたわけですが、
もし、事前情報のない状態でそんな体験をしていたら、きっと高次の存在からの光だと受け入れてしまっていたと思います。
それくらい美しい光でした。
同様しながら審神者をすると、やはり闇のエネルギーさん。
悪魔は天使のフリをすると言いますが、本当にそうなんだと実感しました。
そこで、思い切ってワイオで行なっている*御魂調べのことを話し、御魂さんの状態をしっかりと調べてもらった方がいいかもしれないとAさんに伝えました。
その時は、まだワイオについてちゃんと発信していなかったので、わたしにとってはかなり思い切っての提案でした。
なぜか、ワイオについて語ることができない、語ろうとすると恐怖が出てくる。
という謎の思凝霊さんがわたしの中にいた時期でもあったのです。
Aさんに、*御魂調べを申し込んでもらい、御魂調べ担当者に状態を詳しく調べてもらったところ、
担当者も同様にAさんの御魂さんからの苦しそうな信号を受け取り、
誰かが交信をさえぎっていて、御魂さんからの返事がなく、さらにカバーには穴が2つ空いていると言われました。
その後、Aさんご自身でやる浄化の方法を伝え、しばらく様子を見るということになったものの、ずっと心に残っていました。
もし本当に御魂さんの状況がエネルギーヒーリングに関わる闇の方のせいなら、早く対処した方が良いけれど、Aさんをこれ以上不安にさせてしまうのもいやでした。
それから数ヶ月が過ぎて、その間わたしにも変化があり、もうスピリチュアルの闇に敢えて首を突っ込むこともしなくなっていました。
しばらくして、再びAさんから*御魂さんと対話をしたいとの連絡を頂きました。
(ワイオでは御魂調べを行なったあとで、希望があれば、別途、御魂さんとの対話というサービスを提供しています。)
対話は基本的に通話によるものになり、
希望者の方、言葉出しの方(見えない存在の思いを言葉にする能力を持つ方)、
言葉出しのサポート役、の3人体制で行います。
サポート役は必然的にわたしが担当することになり、いよいよ明日に迫った日の夜でした。
夕方くらいから闇の方々の信号がきつくて頭痛が治らずにいたせいもあったと思います。
なかなか寝付けず、ベッドでごろごろとしては起き上がってスマホをいじっていました。
夜中も3時を過ぎた頃、ようやく眠くなってきて目を閉じた途端、
大量の顔が一斉にゲラゲラと笑う姿が目の奥に映し出されました。
顔は↑かぼちゃではありませんでしたが、
割とこれくらいポップな感じの顔さんたちだったので、全然怖くはなく、
ただ、なんでそんなに笑っているんだろう?と不思議には思いました。
眠気の方が強くて、結局そのまま審神者もせずに寝てしまい、あっという間に朝を迎えました。
対話の時間になり、3人が通話で集まったところで、まずは御魂さんの状態を審神者することに。
やはりかなり苦しい信号。
光を送っても、なにをしても、言葉出しの方に送られてくる苦しさが治らないのです。
そこで関わっている闇の方を呼んでみると、
最初に出てきた方は開口一番こう言いました。
「わたしが、御魂の代わりです。御魂に代わって、これからは、わたしがつきます。」
これまで言葉出しによって聞いてきた、数々の闇の方々とはまるで違う口調に正直戸惑いました。
闇の方々はもっと言葉に強さがあったり、言葉遣いも荒い印象があったので、
今、出てきている闇さんの淡々と語る調子と、その話の内容にゾッとしました。
スピリチュアルの闇の中には、魂を乗っ取り、代わりに入ってしまう悪魔がいると聞いて調べたことがあったので、
知識としては知っていましたが、それを目の当たりにしたのは初めてでした。
まずは御魂さんを止めているこの闇のエネルギーさんを説得し、浄化をさせてもらいました。
それでもまだ、御魂さんからは苦しそうな信号しか送られてこないため、
この闇のエネルギーさんを送った主(ヒーラーさん)、その主にエネルギーヒーリングを伝授した大元に関わる闇のエネルギーさんを呼ぶことに。
呼び出されてやってきた闇のエネルギーさんはいきなり笑い始めました。
わたし「なにがそんなにおかしいの?」
闇さん「人間は、簡単に騙される。それがおかしくて仕方がない。笑」
「そうだね、それはおかしくて仕方ないだろうね。でもわたしたち人間は見えないものが見えないんだから、仕方ないよ。」
「人間ってのは、本当にバカだな。笑」
(イラッ)
「あなたはどこの闇さん?」
「言うわけないだろう。」
「あなた、○○○○ー○の闇さんでしょ?」
「わたしは○○○○ー○。光の存在。」
「へー。そうやって人を騙すんだ。」
「ごまかし、ごまかし。笑」
「でもあなた、もうエネルギーがなくなってきているんじゃないかな?」
「まだまだ、やらなければいけない。」
「そうだよね、エネルギー、なくなってきてるから、もっと人間を集めなきゃいけないんだよね。」
せいいっぱいの皮肉を込めてそういうと、
「…人間の慾があるかぎり、能力を求める慾があるかぎり、やらなければならない。」
この時、これが闇のエネルギーさんの本音だと感じました。
「そうだね、これまでの時代は慾を持たないと人間は生きてこれなかったから。
闇さんたちもたくさん活躍されたよね。」
「求められるかぎりは、働かなくてはいけない。」
「わたしはまだまだ未熟ですが、少しでも人間の方々が慾によって求めるのではなく、
自立へと向かうようにわたしにできることをしていきたいと思っていますので、
闇の方々も、是非ともお光へと変わって、これからは本当の光として、皇の時代も働いてくれませんか?」
「…少し、考えてもよいか。」
「もちろん、それでも構いません。決意されたら、また信号を送ってくださいますか?」
「わかった。そのときはまた信号を送る。」
ワイオで行なう対話では、例え闇の方々であっても、相手が理解を示してくれたと感じたら、なるべくその思いを受け入れます。
闇さんがまた来るというのなら、それを信頼して待つのも見えない方々への礼儀なのだと思います。
この後、Aさんの御魂さんにお光を送り、ようやくお話しができるようになりました。
「ずっと、苦しい状態でありましたが、必死に信号を送っておりました。
気付いてくださり、誠に感謝しております。
いつも、わたしと一緒に、歩んでいることをこれからも忘れないでください。
わたしはいつもそばにいます。
焦らず、あなたのペースで進んでください。」
御魂さんは、Aさんに対して涙ながらに優しくそうお話されました。
こうして2時間に及ぶ対話は無事終了し、
その後、AさんとLINEのやりとりをしていたのですが、
最後に出てきた闇のエネルギーさんのしゃべり方が、
YouTubeで海外のチャネラーの女性がその存在を憑依させて話すときの様子とまったく同じで、びっくりしたと話してくれました。
言葉出しを担当した当の本人は、この存在をまったく知らないと言っていたので、本当にスゴイなーと思いました。
Aさんからそんなことを言われたら、動画を観たくなるのが人の常。
早速検索して観てみました。
「うわ、たしかに同じ口調だ!」
と思った途端、先ほどの闇のエネルギーさんから早くも信号が来ました。
このとき、昨夜わたしのところにずっと来ていた信号と同じだったこと、
そして、あのたくさんの笑い顔も、この闇のエネルギーさんだったのだと、ここでようやく気づきました。
すでに向こうは前日から対話することになるなんて、わかりきっていたんですね。
もっと言うと、わたしのような未熟者にわざわざ信号を送ってきてくれる闇さんは、おそらく自分のしていることを理解しており、
宇宙のルールによって、いずれ光に変わらなければいけないことも、本当はちゃんとわかっている方々ばかりなのだと改めて感じました。
再び私のもとへ来てくださったこと、お光に変わる決意をしてくださったことに感謝を申し上げて、本当の光へと変わって頂きました。
まだまだスピリチュアルに関わる闇のエネルギーさんのすべてが光に変わったわけではありませんが、
約束通り、わたしにできることのひとつとして、こうして書かせて頂くことにしました。
しかしながら、スピリチュアルに関わる闇の方々に対しての強い憤りを自然と手放した後に、
まさか、このような経緯でご本人様と対話をすることになるなんて、思いもしませんでした。
きっと、わたしにとってもその日の対話は、非常に重要な出来事だったのだと今になって思います。
今回はスピリチュアルに携わる方々を非難するような内容になってしまった部分もあり、気分を害された方がおられたら大変申し訳ありません。
ただ、決してそういう意味で書いたわけではなく、
スピリチュアルに携わる方々というは、もともと本当に心が綺麗で、優しい方々が多く、
さらにツライ経験をしてきた方々もたくさんいると思います。
だからこそ、意識が広く、光の存在を感じることができ、
そこへ、闇のエネルギーさんが光と名乗って現れても、疑いの気持ちは生まれず、素直に受け入れてしまうことがあるのだと思います。
しかし、これまでの祖の時代は苦を経験するルールがあったこと、
そのために光も闇も、等しく100存在したことを知って頂けたらと思います。
自分の進む道が正しいと思っていても、
ときに違和感を感じたら、無視をしないで引き返すことは、決しておろかなことではなく、
むしろ、縄のように柔軟に生きる、皇流の生き方のひとつだと知って頂けたら幸いです。
*現在、ワイオ公式ホームページから直接の「御魂調べ」の受付は、一旦休止しております。
ご希望の方、その他ご質問等がある方は下記のわたしのホームページからお問い合わせ頂けますと幸いです。
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