どんなときも自分を見失わない。
ワイオ理論はすべての心ある存在が幸せになるための理論です。
今からおよそ40年以上前、ひとりの宇宙物理学者がこの理論を世に出し、
未完のままこれからの時代を生きるわたしたちに託され、
今もなお、多くの方が学び、そしてそれぞれの形や表現で伝え続けられています。
2月に入ってからのわたしは、受け取った信号の数々によって体調不良が重なり、しまいには気分も落ち込んで、なにもかもやる気が起きなくなっていました。
思い起こせば、2月の節分の日。
この記事を書いた直後から始まりました。
節分の鬼さんは祖の時代の幕開けとともに、神々によって鬼に変えられ、鬼門へと封じ込められた国常立大神。
そんなかつての魔神はこれからの新しい時代、国、世の中心となられる神でもあります。
ワイオを知ってから、少しでもこの事実を世に広めたいと思っていました。
わたしはとくに国常立大神との縁はありませんが、個人的にとても心惹かれる大好きな神さまとなっていたのです。
*人間としてこの世に生まれるとき、自分と縁のある神さまから魂を分けてもらいます。そのためだれにでも協力してくださっている神さまや親のような存在の神さまがおられます。
わたしが体調不良になった原因のひとつは、やはり国常立大神に関わる信号もあったようでした。
別の信号を受けたワイオ仲間の審神者によって、中国の国常立大神が現在動けない状態になっていたことがわかったからです。
この2月の間、わたしは自分を見失うほどの苦しさを味わいました。
高熱が引いてもなお、起き上がる気もなく、一日中眠り続ける日が何日も続きました。
自分がひどくみっともなく、ちっぽけな存在に感じ、
世の中の人たちは動いているのに、わたしだけ暗い地の底にいるようでした。
そんな中、ふと、国常立大神はこの2500年間、どれほどつらかっただろうと思いました。
神としての自分の存在を奪われ、封じ込められた苦しみは、想像することもできません。
地の底まで落ちた神。
それでもきっと、最後まで自分を見失うことはなかったはず。
いつか必ず、この地の底から這い上がってやると、長い間耐え忍んできた神は、
ようやく祖の封印から解かれ、それでも自分を苦しめた祖の神を怨むことなく、
これまでの苦しみや怒りをぶつけることなく、
静かに、皇の時代が来ることを今この瞬間も待っている。
いっさいの気力がなくなっていく中、それでもわたし自身のことを必死に思い起こそうとしました。
何度も何度も生と死を繰り返し、ようやくここまで這い上がってきたんじゃないか。
きっといつの時代のどの瞬間も、
自分の中の、真の心だけは守り抜いてきた。
どんなに苦しかったときも、それだけは決して手放すことなく生きてきたんだ。
そんな風に感じたとき、ようやく地の底から光が見えてきました。
ワイオに辿り着く方は、同じように祖の時代の苦しみの中を何度も生まれ変わりながら、
自分の真の部分だけは失うことなく、生き抜いてきた方々なのだと思います。
皇の時代は上も下もなくなり、守り抜いた自分の真の心がようやく光り輝く。
上にも下にもいかず、今いるその場所で。
この2月は、そんなことを国常立大神から教えてもらったような気がするんです。
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