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レシピ

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2017年12月の記事一覧

完璧なゆで卵の作り方

完璧なゆで卵をつくるにはまず、卵黄と卵白の凝固温度を復習する必要があります。白身は63度か…

牡蠣の洗い方比較〜片栗粉と大根おろし〜

牡蠣の消費量が最も増えるのは十二月。(実はおいしいのは春先なのですが)スーパーの鮮魚コー…

生食用牡蠣と加熱用牡蠣の違いとカキフライの作り方

スーパーの鮮魚売り場に行くと、パック詰めのむき身の牡蠣が売られています。パッケージには『…

ジャガイモのグラタンは熟成がおいしさの秘密

じゃがいも料理の究極の形はグラタンではないか、と思います。じゃがいもと乳製品の相性は抜群…

鶏もも肉のコンフィのポイントは油ではなく温 度にあり

鶏もも肉や鴨もも肉のコンフィはビストロの定番料理。コンフィという言葉の語源は保存する(CON…

牛肉のブイヨンをつくりながら、肉の加熱温度を理解する

圧力鍋でつくるチキンストックの作り方をご紹介しましたが、今回はビーフブイヨンです。通常の…

料理道具コラム 『包丁』

料理をする時に必要な道具の話。 台所に必要な包丁は最低2本、三徳包丁とペティナイフと広く言われている。ただ、市販されている三徳包丁の多くは刃渡が短く、肉や魚を切る際に不便なので、小ぶりな牛刀か筋引きが個人的には便利だと思う。 下はペティナイフで、上の三徳包丁は土井勝考案(東亜金属製)のもの。一般的に売られている三徳包丁よりも刀身が長く、形状としては筋引きに近い。刺身も引ければ肉も切れる万能包丁。考案されたのはかなり昔のようだが、家庭では最適なデザインではないだろうか。入手

オックステールの赤ワイン煮込み

『オックステールの赤ワイン煮込み』はフランス料理の名品のひとつ。調理法としては『ブレゼ』…

ホワイトソースの作り方、いろいろ

洋食の基本、ホワイトソースは白いルーを牛乳で伸ばしたものです。ホワイトソースにチーズを入…

イチゴの洗い方と砂糖の力『イチゴのスープ』

店頭にイチゴが出回りはじめました。 この時期に出回るイチゴはクリスマスとお正月の需要にあ…

パクチーのサラダ

世間のパクチーブームはいつ終わってくれるのか・・・・・・と思っていたのですが、なんだか定着した…

サーモンのポシェ

ポシェはフランス語で、英語のポーチ(茹でる)の意味。日本語で茹でるという言葉は「熱湯に入…

トランスグルタミナーゼを使った成形ローストビーフ

今回登場するのはトランスグルタミナーゼを使ったテクニック。トランスグルタミナ ーゼはタン…

はちみつのキャビア

最新調理テクニック紹介。前回(「トランスグルタミナーゼを使った成形ローストビーフ」)では肉をくっつける接着剤を使ったテクニックを紹介しましたが、今回はつぶつぶ系です。 ハチミツのキャビア  ハチミツ 50cc  水 100cc  寒天 1.5g サラダ油(グレープシードオイルなどの精製油) 使用するゲル化剤は寒天です。 まずはサラダ油を200ccほど計量カップかコップに入れて、冷蔵庫、もしくは冷凍庫 でキンキンに冷やしておきます。 材料をすべて鍋に入れて