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愛と恋のボーダーライン

恋愛という文字は「愛」と「恋」で出来ている。

だから私はてっきり、愛と恋は混ざっていて
恋を深めたその先に「愛」という境地が待っているのだと
ずっとそんな風に思っていた。

だけど、どうやら
「愛」と「恋」には明確なボーダーラインが
あるようなのです。



いわゆる「恋」というのは
佐川奈津子さんいわく「別れるためにするもの」
なのらしい。


確かに、恋というのはハラハラドキドキして
非常にドラマティックでロマンチックな感情を伴うし
それが醍醐味でもある。

ジェットコースターのように刺激的な分
熱烈に惹かれ合った二人はやがて
冷めたり争ったりして、疲れて、おしまい…
というのが多いように思う。

そして恋の多くは
幼い頃に両親や大切な人に対して抱いていた
熱烈な片思いの投影なのらしい。


私の育った家族は、
愛し方をよく知らないメンバ―で構成されていた。
だから、育った家では上手く愛を学ぶことが出来ていなかった。

そして私は
両親との関係があまり上手くいっていない時期が長かった。
単純に、両親とはぜんぜん気が合わなかった、とも言える。

そもそも気が合わないのに、なんとか愛そうとして
片思いのように一生懸命に両親に恋をしていたのだと思う。


だから
愛されることは、
自分のことを認めてもらう事だと思っていたし
話し合うことは、
争い合って主導権を奪い合うことだと勘違いしていたし
別れるということは
本当には愛されていなかったのだと絶望的に感じていた。


そして、
どれもこれも勘違いだったと知ったのは
割と最近。

愛ってどんなことなのか?


「愛」というのは
ただ穏やかで心地よくて
そのまんまの自分のままで
無条件に受け入れるというようなこと。

赤ちゃんがお母さんを見て
ニコッと笑う。
無力な自分の全てを、相手に全て委ねる。
そんなようなこと。

赤ちゃんは、
それがどんなにとんでもない女であっても
無条件にお母さんのことを愛する。



そんなようなことなのらしい。

恋は条件があるけれど
愛は無条件なんだなと思う。



子育ての中では
私は娘から愛を学ぶことが出来た。

しかしながら、
男女の恋愛関係では
「恋」しかしてこなかった。

だから
男女の愛については
どうやればいいのか
見当もつかなかったのだけれど


最近、ちょっとわかったことがあった。



私はそもそも
自分から誰かを好きになることは、
ほぼ、ない。

エンパス体質なので
相手の感情に感応して
私はその人を好きになっているらしい。


もちろん、誰彼構わずに
好きになるわけではないけれど

とにかく、まあ
自分から好きになることが無いので
私には好みのタイプが、無い。


そして、片思いも一切ない。

両想いしかない。
(だって、相手の好きに私が反応してるからさ)

そして、この手の恋愛は
「恋」に分類されるもので
「愛」というものではなかったようだ。

少なくとも、今までのは
「恋」だったのらしい。


男性の中でも「恋」にはならないが
とても気が合う仲の良い人もいる。

「友達」と私がカテゴライズしている人たち。

「友達」の中には
尊敬できる、優しい人が多かった。



「友達」と私がカテゴライズしている人達とは
「恋」に発展することはなかった。
皆無だった。


だけど、もしかすると
その中に「愛」を育てていける人が
存在するのではないか?

そんなサインが最近多くて
驚いている。


だってそれは
私にとっては
全くの盲点だった。

眼中になさすぎて
ノーマークだった。


経験がなくてわからなすぎるので
長く一緒にいるカップルやご夫婦に
このことについてインタビューしてみた。

すると、やはり、この、「友達」という中の
とても居心地の良い人と
家族やパートナーになることで
「愛」を育んでいると話していた。


そうだったのか…!

知らなかった!

そりゃあ、わたし、離婚するわ!
全然違うジャンルやん!!!

愛と恋とのボーダーラインは
かなり大きいんだなぁと理解した。


今更ながら
知れてよかった…

愛のゾーンに
行けるかな?

愛のゾーンに私も
行ってみたいと思う。

女が先に開けば男は勝手に立つ♡女性性を花開き、本音で生きると、男性からも世界からも勝手に愛されて40代の今が1番モテる♡世界中の好きな場所に旅できる♡ごろごろしててもお金がザクザク入る♡子供が可愛い♡魔法使いでマーメイドです