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少しずつ動き始めます。|ブリスベンフローリストがフリーランスになるまでの記録1

今日はブリスベンは少し風が強く、肌寒い一日。普段は7時から出勤だけれど、今日は9時からのスタート。

いつもより少し遅めに家を出て、電車に乗り、スターバックスで自分の作業を進めた。朝早く出勤して午後に時間があるのも良いけれど、出勤前に時間があると、どうしても今日やらなければならないことを集中してこなさなければという気持ちになり、結果的にTODOリストがはかどるような気がする。夢はたくさんあるから、一つ叶えて、はい。終わった!とはならない。長期的な計画で叶える予定の夢はまだ先の先だ。

その私の夢の一つ。個人事業の立ち上げ。今は事業の立ち上げに向けてやらなければならないことがたくさんある。実は私が働くお花屋さんのオーナーにも相談し、ゴールドコーストを中心に、フリーランスでウェディングフラワーのお仕事を展開していくことにしたのだ。もちろん、お花屋さんでのお仕事も大好きだし、まだまだ個人の仕事も少ないのでお花屋さんでの勤務がメインだ。

実は、昨年から少しずつ友人から依頼を受け、ゴールドコーストでウェディングのお花の仕事を引き受けていた。最初はブーケとブートニア(オーストラリアではボタンホールと呼ぶ)のオーダーから始まった。

友人のブーケ

自分自身のウェディングフラワーを手掛けたとき、こんなにも大変で緊張するけれど、同時にとても幸せな仕事だと感じるようになった。

私の結婚式。自分で作ったチャペル内の装花

友人が友人にと口コミでお花の依頼が少しずつ増えていく。自分の予定が合うように調整して、一昨年、そして去年はありがたく全てのお仕事をお引き受けさせていただいた。

ビーチウェディングでのブーケ

ウェディングブーケや会場装花を個人で全てこなすのは決して簡単なことではない。オーストラリアのウェディングのしきたりに沿うカップルのウェディングは特にお花のオーダーの数が変わってくる。

花嫁様とブライズメイドさんたち

オーストラリアでは、日本語で言うと介添人のように言われるブライズメイド用にもブーケの依頼がある。このブライズメイドの人数は、カップルの意向により変わるため特に何人居なければいけないというのはない。ブライズメイドなしの場合もあれば、3人、5人と多くなる人もいる。平均すると3人いるのが大体平均かなと思う。

花嫁様側にはブライズメイドがつき、花婿様にはグルームメンズと呼ばれる人たちがつく。ブライズメイド、グルームメンズともに花嫁様、花婿様にとっては関係性が深い人たちが選ばれる。

両側ともに大体同じ人数で揃えるので、3人ずつ介添人がつくとなると、

ー ブライダルブーケ x1
ー ブライズメイドブーケ x3
ー グルームボタンホール x1
ー グルームメンズ x3

が最低限必要な数となる。そこに会場装花となるのだから、1人で全てをこなすには限界がある。1人でできる場合には全て1人で受ける。でも流石に無理かな?と言う時には他のフリーランスに声をかけ、一時雇用することにしている。この時依頼するフリーランスは誰でも良いわけではない。私のことを理解してくれていて、ストレスにならない人を選ぶようにしている。

今年もすでに数件、個人でのご依頼をいただいてウェディングのお花を担当させていただいた。そして11月には日本からオーストラリアに挙式にくる方のお花の担当をさせていただく予定だ。

まだ自分のWEBサイトすら作っていないのに、インスタやXで私を見つけてご連絡をいただいてお仕事につながっている。「どこから私のことを知っていただけるかわからないものだなぁ」なんてSNSの凄さを感じるとともに、やはり私を選んでいただけるのはとても嬉しい。

私の夢に向かう第一歩。WEBサイトやロゴができたら、皆様にもぜひご報告させてください。

お花のコンペはコンペの先での夢があるし、お花屋さんでの目標もある。欲張りだけど、どれも自分の夢だから成果を残せるように毎日コツコツ精神で頑張ろう。



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