オーストラリアでフローリストになるにはどうしたらいいの?
こんにちは、ブリスベンフローリストのYukinaです。
記事を読んでいただいている皆様からのご質問
去年の暮れから今年にかけて有難いことに私の記事を目に留めてくれる方々が増えてきました。本当にありがとうございます。
そして、その中でもお問合せをいただく回数が多いのがこちら↓
①フローリストのお仕事について
②日本からゴールドコーストやブリスベンへのお花のご注文のご依頼
まず、①について。フローリストとしてオーストラリアで働きたい方々からのお問合せをよくいただきます。
「どのように仕事を得るのか?」「フローリストの学校に通う必要はあるのか?」などのご質問がとても多いです。
②に関しては、英語ができない、不安なので直接オーダーをお願いしたいという方々からのご依頼でお花のご注文をいただきます。
このご注文に関しては、私の働くお花屋さんでのご注文を代行することもあれば、私が個人的にブーケを作らせていただき、配達までさせていただくこともございます。もし、お花のオーダーを考えているよ!と言う方がおられましたらご相談くださいね!
オーストラリアでフローリストになるためにはどうしたらいいの?
さて本日は、どうしたらフローリストとしてオーストラリアで働くことができるのか?について重点的にお話ししたいと思います。
まず、オーストラリアでお花のお仕事をしたい!と考えた時、私たちの国籍が日本である以上、オーストラリアに滞在するのにはVISAが必要になります。
お手持ちのVISAの種類によっては、労働が認可されていないものや労働時間に制限があるものがあります。また、VISAの種類によってオーストラリアに滞在する期間も異なってきます。
例えば、、、
– 学生ビザであると週の就労時間制限がある
– ワーキングホリデービザであった場合、同じ雇用主のところでは基本的に6ヶ月までしか席を置くことができない
– オーストラリアでの就労資格がある、ない
– オーストラリアでの就労制限がある、ない
(私は、ビザのエキスパートではないので、ビザに関してはしっかりとビザに関する機関へお問合せくださいね)
こちらを踏まえた上で自分がオーストラリアで何を得たいのか?を重点的に考えた方が良いのではないかと思います。
お金を稼ぐことが目的で就労するのか、お金をもらえなくても経験としてボランティアとしてお手伝いしてでもやりたいことなのか?もしくは、自分の経験を活かしてオーストラリアで即戦力となり働きたいのか、、、
きっとあなたの目的で、あなたのアプローチの仕方も変わってくるはずです。
VISAの問題に関しては、オーストラリアで仕事を得る上で雇用主にとっても雇用するかしないかの重要ポイントとなってきます。
思い浮かべてみてください。あなたがもし、雇用主だった場合。短期間でやめなければならいない人を雇いますか?
短期間でもあなたを雇用して、相手のプラスになることってなんでしょう?自分の持つ強みと弱い部分、両方をしっかりと知っておく必要があると思います。
フローリストとしての経験なく、オーストラリアでフローリストを目指す方法とは?
ちなみに、私の場合。オーストラリアにはパートナーVISAにて入国。その後永住権を獲得した上でフローリストを目指すためにTAFEと呼ばれる職業訓練校に入学しました。こちらに私が実際にフローリストになるまでをまとめています。私のようにフローリストの経験がない方に向けての記事になります。
私が働いている職場では、90%の方々がフラワースクールで基礎を学んだ人たちばかりです。お花屋さんの現場で働きながら仕事を覚えることができれば一番良いと私は思いますが、教えるお花屋さんの余力がなければ現実的にそれが難しいのも事実なのです、、、。
日本でのフローリストの経験がある方がオーストラリアのお花屋さんで働くにはどうしたらいいの?
日本、もしくは他国でのお花に関わっていた経験がある方はどうしたら良いのか?についてです。
実力社会のオーストラリア、、。経験があるのならば、その経験をぜひここで活かさなければ勿体無いですよ!
フローロストとしての経験を持つ方からこの内容のお話が来たときに、決まってお伝えしていることがあります。
あなたの今までの作品をInstagramやPDFファイルなどを使用して、写真でわかりやすく整理しておく
レジュメを作成しておく
所有しているVISAの種類の確認
大きく分けて、この3つです。
すでにフローリストとしての経験があるだけで、財産です。あなたが今までやってきたことを、抜けることなく相手にわかりやすく、かつ短時間で説明できる方法であなたの情報をまとめておきましょう。
自分に関する情報が整ったら、お店に足を運び、自分をPRしましょう。そうすることで、お店の雰囲気、店員さんの対応などもみることができます。そして、自分をプレゼンすることでお店側にあなたという人となり、どんなことができるのかを伝えられたらなおよしです!
足を運べない、もしくは忙しそう、、などの理由で直接のアプローチができそうにないときには、お店のEメールアドレスを入手し、メールでアプローチも効果的です。
英語が不安だという方は、最初から働くのはもしかしたら難しいかもしれません、、。ボランティアでもいいからお手伝いをさせてほしいとお願いすることも経験を積む上での1つの手段です。
学校に通う必要はないのですか?と聞かれることもありますが、あなたが今までどの分野で働いてきたかにもよりますが、基本的にお花屋さんでの1日の流れは同じです。
もちろん学校へ通うこともできますが、お花屋さんでの十分な経験があればレジュメ(履歴書)を持ち、自分の整理した情報を持って直接お花屋さんへアプローチすることの方が効率的です。
また、お花屋さんでのアプローチをする際には、自分が経験してきたもの、作ってきたものの得意分野に近いお店でのアプローチを優先的にしていくことが効率的だと思います。
オーストラリアに住むローカルの人々も、ボランティアから仕事を得たり、お店に履歴書を持って足を運んだりします。
何も動かずに〇〇したいけどできないと嘆くより、やってみて少しずつ上手くいくように挑戦することが、結果としてあなたが何かを得られることへの近道になるはずです。
今回は、私なりに私の経験を交えてこちらの記事書きました。少しでも誰かのお役に立てれば幸いです。
また、何かご質問等ございましたらいつでもこちらのInstagram からのDM,もしくはNOTEに表示されるツイッターからご連絡くださいね。
Instagramでは、ブリスベン・ゴールドコーストのカフェやお花、ナーサリーのご紹介、少しプライベートを載せています。
ツイッターは、作成したブーケをメインでご紹介しています。どちらもフォローしていただけますと嬉しいです♪
本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
Yukina💫