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雨季のゴールドコーストと傘の話

今日で、1月も終わり。明日からは2月ですね!今日はオーストラリア・ゴールドコーストの雨にまつわるお話を少し✍️

オーストラリア・ゴールドコーストの12月中旬から2月上旬にかけては雨季の季節。夏でもあるけれど、圧倒的に雨の日やスコールが多い。

そして天気予報は基本当たらない。というよりも天候が変化しすぎて予報も難しいのではないかと感じる。人々も天気が場所によって大きく変わることを知っているから天気予報が外れたなんてことに腹を立てる人も少ない。

だから雨が降ってきたら、雨のレーダー図をGoogleで調べて「この雲ここにきてるから、すぐに雨上がるでしょ。」とか友達と話し合って雨宿りするか決めたり、雲の大きさや色で判断してその日の予定を変更したりする。

こちらに移住してきた時には、それが慣れなくて😭←こんな気持ちになったけれど1年後にはそんなことも気にならなくなった。


観光ガイドを勤めてた時、傘はどこで買えますか?という質問がこの時期は結構多かった。なんせ、どこかの観光ガイドでは300日晴れのオーストラリアなんて取り上げているらしいから傘を持ってきていない人も多いのだ。

でもそもそも、ゴールドコーストで傘をさす人が少ない。(流石に土砂降りやストームの時には傘を使うけれど)海とともに生きているサーファーも多いから濡れるということに抵抗が少ないのか、雨は雨宿りしていたらすぐ止むという経験からなのか、雨に降られても傘をささずに歩いている人が結構いる。

そして何よりも、お店で傘を購入しようと思ってもなかなか傘を見つけられない。最近でこそ、薬局やコンビニにおかれるようになった。しかし以前は雨季の時期、雨の日にはお店の人が傘を販売しようと店頭に傘が並ぶものの、雨の日以外の日は傘がどこかへ消えるのが普通だった。

これは、オーストラリアの都心部から離れた郊外の地区は車移動が一般的であり、目的地での歩く距離が短いということも影響していると思う。子供の送り迎えも車。通勤も車。買い物も車。バスやトラム、電車で通勤する人以外は、ドアトゥードアで移動する。

傘を買おうとしても日本のようなビニール傘は見かけない。価格が高い($20以上)か、サイズが極端に大きい(レースクィーンか?ぐらいの大きさ)。そして折り畳み傘はすぐに壊れる。

でも私は、こちらの人々がそんな風に雨も気にせず濡れて笑いながら歩いているのをとても素敵だなと感じる。「雨に濡れたぐらいでなんだよ!すぐ乾くよ!」ってくらいの大きな気持ちで過ごせたら、心にも大きなゆとりが生まれそうな気がするから。

そんな雨季ももうすぐ終わる気配がする1月31日。


最後まで読んでいただきありがとうございました。感想などコメントいただけますと喜びます💓

***YUKINA***


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