Observation プレイ記録 その2(完)
クリアしました。プレイ時間はちょうど10時間くらい。
以下は、私個人の感想です。他の人の感想を否定するものではありません。
プレイ記録なのでネタバレが含まれます。
正直クリアした今、このゲームのことは忘れたい。でも前の記事でも続きを書くと言ったし、しっかりケジメはつけておかなくては。
オブの屍を超えていけ。
それでも、前の記事はなんだかんだで4000文字くらい、たぶん2時間弱くらいはかかって書いたんです。文字を書いたり、キャプチャしてた画像加工して貼ったり…。このゲームにはもはやこれ以上、時間をくれてやりたくないので、10分で書けるだけ書くぞ。
その1でも長々と書いた通り、このObservationというやつは私にとってはゲームじゃなくて作業。プレイヤーとゲームの間に必要不可欠な相互作用、インタラクションがない。こっちががんばっても、ご褒美がないのです。無料でご奉仕させて頂く形です。
前半が終わった時点でゲームとしての側面は諦めていたので、唯一の望みをストーリーに託していたんだけど、後半早々からどんどん怪しくなっていった。ジョッシュからのメッセージを聞いた直後にいきなりエマさんがS.A.Mに紐を括り付けて宇宙遊泳したときもだいぶ付いていけなかったし、行き先がもう一つの宇宙ステーションというのも宇宙遊泳する前にその異常性を考えろよと思ったし、パラレルワールドとかそっちの話になるのかと思ったらS.A.M.君から謎のベトベトローズバトラーみたいなのが飛び出すし…どんどん辛くなっていった。
宇宙遊泳のシーンどうしても入れたかったのかな。「もうこんなのは懲り懲りよ!」みたいなセリフ言わせたかったんだろうな。
とどめはエマさんが「私とS.A.Mは変わったんです」みたいなことを言った時かな。もともとこのゲーム、登場人物が少ない割に、半数は初登場が死体だし、残りの半数は行方不明だし、感情移入できるとしたらエマさんしかいなかったのに…。やっぱりS.A.M.はただのAIではなかったけど、AI以下のただのポンコツだったということしか分からない。
登場人物全般、エマさんも、他のクルーも船長も、地球の管制塔の教授とやらも、みんなどうかしてる以外の感想がない。
宇宙ステーションって、他の乗組員にばれずに15億kmもこっそり移動できるんですね。クルーも事件の前に「船長がやたらと土星の方が見える方向に宇宙ステーションを回転させるから自分の研究ができない、船長なんか怪しい」とか呑気なこと言うてるし。
もしこのゲームに綿密な設定資料があるなら読んでみたい。いろいろ考えていて最後に風呂敷を畳むのが面倒になったようにも見えないんだよなー。何も考えてないようにしか見えないんだよなー。
その1の記事に書いた「ドラマとか小説で良かったんじゃない?」と言わせてほしかった。ドラマでも小説でもダメです。
結局この記事にも20分くらいかけてしまった。
ゲーム内の単純作業と合わせて、バイト代が欲しい。
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