日曜阪神11R阪神ジュベナイルフィリーズ エピファネイアの未来とサンデーサイレンスの血
普段ならG1であれ2歳戦にはあまり手を出さないのだが、近ごろまた血統について考えていることもあり、阪神ジュベナイルフィリーズに挑戦してみる。
今年(2022年)の阪神JFにはあるポイントがある。
それはディープインパクトの仔が事実上ほぼいなくなった中で初めての2歳G1だということだ。
馬柱を眺めれば、出走馬18頭のうち、父エピファネイア、ダノンバラード、キンシャサノキセキ、ドゥラメンテが二頭ずつ。色とりどり。ハーツクライ産駒もおらず、群雄割拠時代の幕開けを感じさせる。
エピファネイア産駒はどちらもサンデーサイレンス4✕3のクロスをもっている。
1枠1番サンティーテソーロ。
父エピファネイア、母父ダンスインザダーク。
3枠5番モリアーナ。
父エピファネイア、母父ダイワメジャー。
そして8枠18番には、新馬戦→アルテミスSと連勝しているラヴェルがいる。
父キタサンブラック、母父ダイワメジャー。
つまりこの馬はサンデーサイレンス3×3、なんと25%の血量を持つ馬ということになる。
サンデーサイレンス3×3の配合からは、いまだにG1馬は生まれていない。(今年アスクワイルドモアがG2京都新聞杯を制覇)
25%の血の濃さは、危険を孕む配合という感じもするが、どうなるか。
エピファネイアはデアリングタクト、エフフォーリアの活躍で人気の種牡馬となったが、現在リーディング11位と伸びあぐねている。
サンデーサイレンス4✕3の血脈から、新たなスターは生まれるか。
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