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これも向いてる仕事?

今の仕事は別に面白みがあるだとか、今後の勉強になるだとか、そういうのはない。
のだけれど、あえて面白さがあるとすれば自分のメモが埋まっていくのが楽しい、だろうか。

大まかに言えばデータ作成という地味な作業がメインだけど、色んなケースがあって読み取りがなかなか難しい。

やった全てのケースをエクセルでデータとして個人的に残し、共通する部分は全体メモとして、これまた個人的に残している。
仕事をやればやるほどこのデータが蓄積していくのに少しワクワクしているし、過去のケースを流用できるならメモを残した甲斐があるってもんだ。

思えばオープンワールドのゲームにハマっていた時も、ストーリーを追うのでなく、そういうのは一切無視して行ける所全てに足を運んでマップを全て埋めるということに熱を注いでいた。
(フォールアウトというゲームを御存じだろうか?)

ポケモンだって、自力でどれだけの図鑑を埋められるかという作業に一時期凝っていた。(子どもの頃は違ったけど)

コレクション癖はないけれど、埋めるという作業がたまらなくヒットすることがあり、仕事においてもメモが埋まっていくことが存外楽しいのだ。
何かが蓄積していくことに、喜びを感じる性分なんだろう。
昔から調べものをするのが好きだったくらいだし。

自信のない20代を過ごした友人も、過去のケースをノートに書き残しているらしく、私らにとってはそれは当たり前のこと。
(だって、参照できるデータベースがないと困るのは自分だからね)

彼女の後輩はそういうことを一切やらず、何かある度に人に聞いてくるからちょっと憤慨していた。

まあ、いろんなやり方があると思うし、我々は共に「残していく」作業がたまたま得意だってだけだ。
もしかしたらその後輩は、過去にサービス業に従事してて「基本だけ記憶」して、後はその都度対応ってやり方になじみ深いのかもしれない。
私の隣の席の方も、マニュアルと基本メモだけで、あとはその都度対応していくタイプだ。

それこそ派遣社員の経歴なんて様々で(元教師もいれば、元プログラマーもいた)、仕事のやり方も十人十色。
でも、ちゃんとそれで回ってる。

誰にでも向いてるやり方はあるし、独自の楽しみがあって、それらが上手くマッチすると向いている仕事と言えるのだろう。

というのを本日、業務していて唐突に思った。
何事もやってみないと分からないし、意識しないと気付けないもんです。


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