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メルプWEB問診:FBグループで現場の声を開発と直接共有

こちらは、2020年9月12日に開催されたIQVIA主催の「クリニック生産性向上カンファレンス」で、弊社代表の吉永が登壇した「Web問診を活用した診療業務の効率化」の記事です。

こちらは、実際の小児科で、メルプを導入するかどうか決めるために事前にトライアルで60名程度患者さんに使っていただいた時の、アンケート結果です。ほぼ100%の患者さんがWEB問診をまた使いたいと答えてくださったので、メルプ導入となりました。

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先ほど、小児科は特に相性が良いと申し上げましたが、小児科ですと、お子さん2人、3人連れて来院される場合があります。その際に、例えば1人を抱っこしながら、空いた方の片手で紙問診に記入というのはとても大変です。

さらには、残りのお子さんが待合室で遊んでいたりすると、そちらにも目をかけなければならず、場合によっては医院のスタッフも駆り出されて子供の対応をするといった場合があります。ですので、家で子供の目をかけながらWEB問診に記入してから来院するというのは、相性が良いと思います。


あと、高齢者がWEB問診を使いこなせるかどうかは、やはり皆さん気になるところだと思います。
まずは、70代の方でもWEB問診を記入できる方がいらっしゃいます。

また、100%ペーパーレスにして紙問診の運用をなくしたいという場合ですと、スタッフの人手は駆り出されてしまいますが、スタッフが横に付き添いながら代行入力する場合もあります。ただ、3ヶ月程度しますと、高齢者の方も操作に慣れてきまして、徐々にご自身でWEB問診を操作していただけるようになります。


あとは、開発体制ですけれども、少しユニークな方法を取っております。
FBでメルプを導入した先生方と、弊社の開発側とでグループを作成しておりまして、そこで、新しい機能を案内したり、先生方から開発の要望を投稿していただいたりしています。

これは、できるだけ早く現場の声を反映させたいという意図があります。

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また、私の方でメルプの活用方法に関してyoutubeでライブ配信を行っています。やはり問診の作成方法が一番、先生方から質問が来るところですので、詳しく動画でも解説をしています。

9月からは、実際に導入医院が作成された問診を紹介しながら、良い問診の作り方の部分を私が独断と偏見で褒めまくるという企画も始めていますので、是非ご覧ください。

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(モデレーター)
ありがとうございます。youtubeライブ配信、私もいつも拝見させていただいております。
もし導入される場合、電子カルテとの通信に関してはBluetoothですぐに設定できるということでしたけれども、iPadやPCなど何か揃えなければいけないデバイスはありますでしょうか?

(吉永)
そうですね。iPadもしくはiPhoneが1台必要になります。
視認性の観点からは、iPadが良いかなと思います。
運用としては、受付の方が問診を取り込みますので、受付にある電子カルテの横にiPadを横で立てかけているという医院様が多いです。デバイスは、他は特に必要はないです。

(モデレーター)
なるほど。ということは、たくさんデバイスを揃えて、患者さんにそのデバイスを待合室で渡して記入してもらう必要はないわけですね?

(吉永)
そうですね。患者さんはご自身の携帯端末で、クリニックの待合室で記入いただけます。こちらで用意しているQRコードを患者さんに見せるのみで大丈夫です。

(モデレーター)
ありがとうございます。
今は、コロナの影響もあり、少しでも待ち時間を減らして感染リスクを抑えたいというニーズも増えているのではないかと思います。
待合室で紙ベースですと、紙とボールペンが感染リスクになりますので、スタッフの方はボールペンを毎回患者さんごとに消毒しているという風景を私もよく見るのですが、そういった面でもWEB問診のメリットはあるという感じでしょうか?

(吉永)
そうですね。手前味噌ですが、コロナになってからは、感染リスクを減らしたいというお問い合わせでのメルプ導入も増えてきています。
紙問診とボールペンですと、患者さん自身も感染リスクを気にして嫌がる場合もありますので、WEB問診を活用いただけると思います。

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