正しい回答しても、面接で落ちる理由

これだけ情報が多い世の中になると、正解のような回答は出来ます。

例えば、

Q「転職理由は?」
A「現職は5年在籍して、やり切った感があり、後任も育って迷惑をかけないタイミングで転職できると考えたからです。」

Q「弊社でどのような仕事をしたいか」
A「これまでの営業経験を因数分解すると、商材・クライアント先・顧客のニーズなどが御社の営業スタイルに近いので、御社でも即戦力として貢献出来ると考えたからです」

など。

正しい回答が出来ているのに、面接でお見送りになる理由の一つは、面接官が求めていることが「正しい回答」という「情報」ではないからです。

求められているのは、候補者の「行動と結果」×「思考の深さ」です。

正しい情報にたどり着いても、そこはスタートであって、ゴールではないです。
情報から、いかに思考を深めていけるかを見ていると思います。

「行動と結果」は過去のことなので、変えることは出来ないですが、思考を深めていき、1つの言葉の裏に、100の思考が見えれば、話し相手も汲み取ってくれて、これまでとは違う面談の場になると思います。

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