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【新卒はこのギャップを感じるから3年で辞める】

~新卒はどうして1年で転職を考えるのか~

こんにちは、フレロビです。これが初投稿になります。(3分で読めます

自己紹介
2019入社 この4月から2年目に突入。
理系大学院から就職活動を経て、一部上場製造業メーカの会社に在籍。
新卒研修が約半年ほどあり、その中で感じたことを皆さんと共有します。

さて、初めての投稿は、「3年以内の新卒離職率が高い」と呼ばれていることについてです。入社前にはやめる人々の気持ちがあまり理解できませんしたが、いくつかギャップを感じてなるほどなと思ったので発信していきます。今回は私の感じたギャップについて一つ紹介したいと思います。(いくつかあるので、今後追加の記事書きます)

入社前の考え
・自分のやりたいことにこだわり過ぎているから(自分の専攻や研究と異なるなど)
・自分の仕事イメージと違ったから(このままでは自分の夢が達成できないなど)
・就職先の環境が劣悪だから(残業、休日出勤、飲み会、人付き合いなど)
etc.


今の考え
人事(本社)の求める人物像と技術職の現場で求められることにギャップが大きいから

 研修期間を経て、入社前とは上記のように考え方が変化しました。もちろん、入社前に考えていたような、仕事イメージややりたいこととのギャップを感じている人もたくさんいますが、転職するに至るまで行動に起こす人は少ないです。私自身、イメージとは全然違うなと感じていますが、仕事は手段であって目的は所得ですのであまりストレスではありません。また、職場環境についても、日本企業の悪い風習を感じることもありますが、幸い友人の話と比較すると良い方です。

 それでもストレスを感じることがあります。それはは「人事(本社)の求める人物像と技術職の現場で求められることにギャップが大きい」ということ。

 入社してすぐの全体研修で言われたことは、「みなさんに期待しているのは新人の柔軟な発想と視点です!仕事を長く続けているとどうしても固定観念を持ってしまうので、新人の意見や質問をどんどん出して刺激してください!」という言葉です。実際、研修の内容も分からないことを周囲にたくさん質問してコミュニケーションをとる、とにかく意見をたくさん出してからみんなで絞り込もうといった内容のものが中心でした。

 しかし、技術屋としての研修で工場に行ってみるとまるで主張が真逆なのです。
「そんなのも知らないのか。お前の意見なんて聞いてない。文句があるなら自分でやってみろ。俺が何年この仕事しているか知っているか?」
まるで新人の意見など求められていないのです。求められているのは従順であることです。自分の考えをどんどん発信していこうという方針に応えていこうというやる気がそがれていくのです。それでは、現場の考え方に合わせて、日本企業特有の新人は怒られるのが仕事に徹すればよいのかと考えました。しかし、この考え方に合わせて仕事とすると本社からは評価されないというループにはまってしまいます。

 結局のところ、本社の考え方と、製造現場の考え方のギャップに挟まれることがストレスとなるのです。どこまで、どちらに、どのくらい、考え方を合わせるのが処世術なのか判断が難しく、このギャップの解消を個人で出来ないことが問題だと考えています。まじめな人ほどこの傾向があります。
 本社と現場、どちらかの考え方が正解ということではなく、このギャップによって新卒が転職を考える要因となっていると思います。

 以上、皆様の意見、考え方、提案などありましたらコメントください。みんさんはどのように考えていますか?

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