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慣例に慣れるということ 〜アニメ 薬屋のひとりごと 第5話より〜

皆さま、こんにちは。
らふです♪

今回も私がどハマりしているアニメ 薬屋のひとりごとから感じたことを書いていきます。

今回は前回の4話「恫喝」の次のエピソードの5話「暗躍」のご紹介です。
(薬屋のひとりごとについてはこちらから♪)


第5話「暗躍」のあらすじ

梨花妃は回復し、玉葉妃の宮でいつもの生活に戻った猫猫。ある日医局にいると、ひどく怯えた宦官が「呪いを解く薬がほしい」とやってくる。宦官の話から彼の言う呪いの正体を見抜き、軟膏を処方する猫猫。すると今度はそれを見た壬氏に呼び出されてしまう。猫猫が玉葉妃の翡翠宮に戻ると、同僚たちが気合を入れて園遊会の準備をしていた。

アニメ 薬屋のひとりごと 公式HPより

慣れるということ

私はこのエピソードでは“慣れること“について考えさせられました。
主人公の猫猫(マオマオ)は色々な知恵を絞り園遊会に向けて冷え対策として、体を温め、血行を良くする飴(生姜とみかんの飴)やカイロが入るように服を改良したりしていた猫猫(マオマオ)のもとにはたくさんの人が集まってくる。

その人たちを見るなり、猫猫(マオマオ)は以下のように呟く。

“慣例になれるとはちょっとしたことも思いつかなくなるんだなぁ。少しの工夫でいくらかマシになるものなのに“

アニメ 薬屋のひとりごと 第5話「暗躍」より

何気ないセリフですが、私たちが生きていく上で中々刺さる言葉だと思いました。
このエピソードのハイライトはおそらくこの場面ではないとは思うのですが、、、(笑)

猫猫(マオマオ)がいつもの淡々とした口調でぼそっと呟くように言ったこのセリフが私にとってはとても印象に残りました。


この場面で、猫猫(マオマオ)の自分で工夫し、きちんと考えて行動しているところが映し出されています。

一方で猫猫(マオマオ)に集まってくる人たちは「私も、、、僕も、、、!」と言った具合で猫猫(マオマオ)の知恵のおこぼれに預かってる感満載です(笑)
全く自分たちで考える気、、、ゼロですね。

猫猫(マオマオ)は頼られたからには一生懸命期待に応えようとする性格のようで、頼りっきりの人たちに戸惑い、呆れながらもなんとか任務をこなします。

便利になる世の中に対する猫猫(マオマオ)からの喝!?

寒さ対策の恩恵にあずかろうと、猫猫(マオマオ)のもとに訪れる人たちの中には、皇帝直属のものたちもいました。
後宮にいる人たち、特に位が上の人たちは慣例に慣れてしまっていて考えることを放棄してしまっている様子が描かれていますね。

私たちが暮らしていく中でもちょっとしたひと工夫をすれば、過ごしやすくなったりすることがありますよね。
日々色々なものが生み出されいて、世の中は便利になっていきますが「それを当たり前にしていてはいざとなった時に、自分でなんとかする力が育たなくなってしまうのだ」と猫猫(マオマオ)に言われたようで、襟を正さなきゃ!という気持ちになりました。

猫猫(マオマオ)はこのような知恵と考える力を存分に発揮して後宮内での立場を安定させているようです。
この猫猫(マオマオ)のように、コツコツと出世していく様子は理想だよな〜と。

力む訳でもなく、マイペースに自分の力を存分に発揮していく。

時代は違えど、猫猫(マオマオ)のような生き方は一種のモデルケースとして参考になるなと思いました。
作品を観た方の中にはそのように感じる方もいらっしゃったかもしれませんね♪

現在9話まで放送されています。
まだまだ続きが楽しみです!皆さまもぜひ観てみてください!

ここまで読んでいただきありがとうございました♪


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