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†名言のすゝめ†

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昨日を忘れて 今日を生き 明日を願う 僕たちの道標
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#バーテンダー

バーテンダー論語⑦

19~21巻まで。 金で買える楽しみはある。だが悲しみはその辛さを誤魔化すことは出来ても癒すことは出来ない(佐々倉溜) 一杯にすべてを込める。そうしなければ次の一杯は生まれませんから(佐々倉溜) 時々の初心忘るべからず。老後の初心忘るべからず。…きっと戻るべき初心は色々な段階であるってことですね(佐々倉溜) 人生に起こることはそれがどんなに辛く悲しい不運なことでも必ず意味がある。そう思うこと。そして神様は乗り越えられない試練を人に与えはしない。絶対に乗り越えられる。そ

バーテンダー論語⑥

16~18巻まで。 言葉にならない言葉を探す。それが大人への第一歩なのかもしれませんね。(東山) でも大人の世界では正しさよりもっと大事な物もあります。他にも口にすると照れるので普段は胸に秘め時々バーのカウンターで取り出して見つめるようなもの。絶望しない魂、信じる強さ、誰かを必要とする謙虚さ、必要とされる喜び、優しさと思いやり、友情と励まし、そして決して金額や地位では証明出来ない誇り。(東山) なぜ人は仕事をするのか。それはいろいろな大人の心を探すため…私はそう思いたい

バーテンダー論語⑤

13~15巻まで。 サービスには偶数のサービスと奇数のサービスがあってね。2人・4人の客ならバーテンダーは放っておくのがサービス。でも1人・3人の客には一言だけでも声を掛けるのがサービスー忘れないことだ。客の小さな孤独に気付けるかどうか。それがバーテンダーにとって一番必要な才能なんだよ(伊丹) でもそもそもバーテンダーは眼で見ちゃダメなんだ。この耳で……見る。大切なのは耳だけじゃない。眼に見えるものだけを信じてると一番大切なものを見逃す。大切なものが見えなくなるから。ここ

バーテンダー論語④

10巻~12巻まで。 人にはいろいろな勇気がある。前に出る勇気、立ち止まる勇気…後ろに下がる勇気もな。お前はお前の勇気を持って生きればいい。人間なんて生きてるだけで奇跡なんだ。それ以上何を望む。(熊代) ホテルのバーは美人の水族館や~(沖田) "たゆたえども沈まず"(宇崎) バーテンダーも傷ついて疲れきった魂のための一杯を作る。それが仕事なんです。本当に疲れきった旅人が口にして癒されるのは華やかな美味しさより故郷の懐かしさですから。(佐々倉溜) 人の一番たいせつな仕

バーテンダー論語③

7巻~9巻まで。 言葉で教えられたことは覚えない。悩み迷い自分の血を流して考え抜いたことしか身につかない。(佐々倉溜) バーテンダーだけじゃない。すべてのサービス業に必要なのは…目がいいこと!普通の人は見過ごす小さなことに気づくことだ。(上原) アメリカのバーではこんな古い言い伝えがあってな。自殺を考える男が最後に話し相手に選ぶ人間が二人いる。一人は牧師さん。もう一人は…"バーテンダー"(北方) みんな…少しずつ孤独(加奈子) バーの照明がなぜこんなに暗いかご存じで

バーテンダー論語②

4巻~6巻まで。 バーってのは夜だけ開いてる病院なんだよ。人は体を治すために昼間の病院に行く。じゃあ魂は?生きる勇気も自信もその方法も分からず血を流している魂はどこで癒される?『Bar』だ。医者は体をバーテンダーは客の魂を預かってるんだ。だから絶対に裏切っちゃいけない。(北方) 酒にはいつだってふたつの顔がある。毒と薬。その中から薬の顔だけ引き出してやるのがバーテンダーの仕事なんだ。(北方) いいですか。どんなお客様でもそのバーに相応しくない方などいません。相応しくない

バーテンダー論語①

1巻~3巻まで。 世の中に絶対にお客様を裏切ってはいけない仕事がふたつあります。ひとつは医師・薬剤師。もうひとつはバーテンダー。どちらも処方ひとつで毒にも薬にもなるものを売っていますから。(佐々倉溜) バー=止まり木、テンダー=優しい、『優しい止まり木』という意味です。この木がバー。これだけじゃただ酒を置く板です。でもそこにバーテンダーがいるから―バーにテンダー=優しさが生まれる(佐々倉溜) カウンターの前に立ったらそれが誰であれバーテンダーは絶対にお客様を裏切らない。