見出し画像

Q & A

Q: 男女間で友情は成立しますか?

A: 人それぞれです。


と、書くと終わってしまう男女の友情について。きっと答えは人の数だけあるし、そして男と女の組み合わせの数だけ、きっとある。

          ∞

では、私の場合はどうだったのか。

3年ほどお付き合いした、とても大好きな人がいた。

私はその人の脳味噌が好きだったのだ。
とても熱量が高く頭の良い人でした。

物事をどう捉え、分析し、どう対応していくか。そんな所をいつも1番の特等席から見ていた。

そしてその脳味噌の紡ぎだす文章の世界に、その感性に惹かれていた。

その人とは些細な事でお別れになってしまったのだけれど。

「東京に来る用事があったら、また、一緒にゴハン行こうね。」

そう約束した。

お別れしてからも、月に一度くらいは食事に行っていたかな。

いっしょにいる時は相変わらず、話は尽きなかったし、二人ともお酒が好きだったので、呑みに行くのはいつでも楽しかった。

食事の趣味の合う呑み友達って、なかなか見つからなかったりするのだよね。

それでも、以前のような、特別に仲良しな距離感ではいられなかったし、彼女としては聞ける事も、友達としては聞かない。

自分の中で一線ひきながらの、そんな寂しさを抱えた上での、お付き合いでした。

彼に新しく彼女が出来そうな時は、そのたびに心がとても痛かった。

でもね、痛いながらもずっと縁は切らないでおこうと決めていたのだよね。

『人生において友達の数は、深く付き合う人が3、4人もいればいい』

というのが私の持論で

私にとって、彼は間違いなく、そのベスト3に入る存在。

例えば、私が人生の岐路に立って迷った時。

例えば、深刻な病気になって気持ちの整理をつけなければならない様な時。

そんな時に、自分の思考を整理する為に話をしたい人がいるとするのなら

それは、間違いなく彼なのだと思う。

それは慰めてほしいとか、弱音を聞いてほしいとかいった事とは違うんだ。

いつでも、自分のジャッジを堂々と彼に話せる自分でありたい。私にとっては、そんな道標となる人なのです。


///


まとめ

この人との間に友情は成り立つのか?

そう男女の間で考える必然性が出た時点で、その確認が必要な時点で、

どちらかは男として、女として好意を抱いているんと違うん?

私の結論としては、

『惚れてる方が意思を強くリミッターを外さなければ成り立つ』

です。