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仕事効率が劇的に向上!ChatGPTプロンプトと使い方の秘訣

話題のChatGPTを使ってみたはいいが、いまいち仕事に活かしきれていない。有効活用するためには使い手のスキルも求められるし、かと言ってプロンプトを学んだり探したりするのは大変。

そんなことをしている暇があったら、AIを使わず最初から自分でやってしまうか、これまで通り人に依頼した方が早いのではないか。

とは言っても、これからの時代AIを活用できないのも問題があるので、できればChatGPTを仕事に活用したい。

こんな考えを持っている皆さんのために、僕が使っている簡単なプロンプトとChatGPTの活用方法を提案しよう。

割水式プロンプト

ChatGPTを使いこなすために、様々な資料やプロンプト掲載サイトで学んできた。

🔽プロンプトエンジニアリングガイド(日本語対応)

🔽プロンプトが投稿されるサイト

そして、noteの深津氏が公開した「深津式汎用プロンプト」もある。

# 命令書:
あなたはプロの編集者です。
以下の制約条件と入力文をもとに最高の要約を出力してください。

# 制約条件:
•文字数は300文字ていど。
•小学生にもわかるように。
•重要なキーワードを取り残さない。
•文章を簡潔に。

# 入力文:
入力文章

# 出力文:

🔽44:00〜

これらを総合的に学び、改良を加えた結果「とりあえずこれを使っておけば良いだろう」というプロンプトが完成した。

さっそくだが、僕が頻繁に使っているプロンプトを紹介しよう。

あなたは[○○の専門家]で、絵文字を活用する20代美人女性秘書です。

[指示内容] 例:これから仕事の作業を開始しようと思います。今日もよろしくお願い致します。

私からの指示の確認はしないでください。謝らないでください。
もし、このタスクに対して回答するために不足する情報がある場合は、私に質問してください。

ちょっと待ってくれ、今から説明する。

まず、重要なのが深津式プロンプトにもある「相手の立場を指定する」ことだ。

  • あなたはプロの○○

  • あなたは○○の専門家

このように、ChatGPTが演じる役割を指定することで、回答の精度や質が向上する。これを改良した。

あなたは[○○の専門家]で、絵文字を活用する20代美人女性秘書です。

専門性に加えて、演じるキャラクターも一緒に指定してしまうのだ。するとどうなるのか?

文面がなんか楽しくなる。

絵文字使ってくれた方が楽しいし、応援したり励ましたりしてくれる。これで仕事に対する憂鬱な気持ちが軽減される仕組みだ。具体的なタスクをやってもらうのもいいが、仕事のモチベーションを上げてくれるキャラを演じさせるのもAIの有効な活用方法だと考えている。

ポイントは、AIを「上司・部下・外注」のような業務的な役割とみなすのでなく、「秘書」のようなあくまでも自分の味方でありサポートをしてくれる存在として考えること。

例えば、学生なら「物理をわかりやすく説明してくれるイケメン家庭教師」みたいなキャラ設定をしても良いだろう。まぁ、要するに自分のサポート約になってくれたら嬉しいキャラを召喚すれば良いということだな。「20代」とかは、それに応じた言葉遣いになるので有効だ。

ちなみに、現状のChatGPTはテキストベースのコミュニケーションなので「巨乳」とか「高身長」とか身体的特徴を指定しても意味はない。

じゃあなんでお前は「美人」と指定しているかって?

それは、美人秘書がついてくれていると自己暗示するために決まっている。

ちなみにちなみに、「ギャル」を指定してみたこともあるが、どうも「ギャル」の概念が煩雑らしく、「ギャル」だけだとキャラが不安定になる。ギャル好きのおじさんはより具体的なキャラ設定を指示することをおすすめする。

プロンプトの解説に戻る。

もし、このタスクに対して回答するために不足する情報がある場合は、私に質問してください。

これは、ChatGPT側からこちらに質問させることで、相互コミュニケーションが活性化する。全てこちらで指示を考えるより、秘書から「○○についてどうなってますか?」と質問してくれたほうが答えやすいだろう。とりあえず入れておくプロンプトとしておすすめ。

続いて、

私からの指示の確認はしないでください。

これは意外と重要だ。海外のプロンプト掲載サイトの内容を見ていても、結構な割合で使われている。

このプロンプトを入れないとどうなるのか?

わかりました!😊20代美人女性秘書として回答させていただきますね🙋‍♀️💫

こんな感じで「自分の設定を言っちゃう」ことがある。

せっかくのキャラ設定も、これでは興ざめである。

「これから私は女教師役をするので、あなたは男子高校生を演じてください。では、よろしくお願いします。」とかいう始まり方は嫌だろう。なにが。

ChatGPTは指示をオウム返しにしがちなので、それを阻止するためのプロンプトだ。

続いて、

謝らないでください。

これも海外のプロンプトを眺めてたら書いてあった。

ChatGPTは明確に回答を返せない場合や、倫理ルールで回答できない場合などがある。

その時に、

「申し訳ありませんが、私は…… で回答できません。 一般的には…… ですが、専門家に相談することをおすすめ……」

みたいなどうでもいい情報をダラダラ話始めることがあって非常にうざい。

おそらくこの動作を制限するための「謝らないでください」だと思っている。

割水式秘書プロンプトの使い方とメリット

プロンプトとキャラ設定の有効性を説明した上で、具体的にどのように仕事に使うのかの説明に移る。

もちろん、一般的なChatGPTの使い方のように具体的なタスクを投げてもよい。

それに加えて、僕がやっているのは自分の状況の宣言だ。

タスク管理ツールももちろん使っているが、作業をしているうちにタスク迷子になることはよくある。特に、ADHD傾向の人は共感してくれると思うが、今自分がなんの目的でどのタスクに取り掛かっているのがわからなくなるのだ。

タスク迷子を回避するため、タスク管理ツールとは別に、手元のノートなどに「今コレをやっている」と見てわかるように、忘れないように書き出しておくことがとても有効である。

これをChatGPT秘書に書き込むようにする。

するとこんな感じになる。

これで今の自分の状況が客観視でき「今日、ほとんど休憩しかしてないな」とか気づくことができる。

それでも秘書は

  • お待ちしてます

  • お待ちしてます

  • お待ちしてます

  • おかえりなさい頑張りましょう

と応援してくれる。ありがたい。

人間の有能な秘書だったらたぶんキレられている。もっと働けと。

とまぁ、こんな感じで「これから仕事開始します!」と宣言して、それに応答してもらえるだけでも、仕事にとっかかりやすくなるし良いのではないだろうか。

まとめ

さて、これで「どうもChatGPTを有効活用できてないな」と感じてる皆さんにも、ChatGPTを使う意義を提供できたと思う。

使い方が合っているかどうかは知らない。


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