ぼくは何をするのか？

ぼくは今子ども食堂の運営や学童のスタッフをしている。

学童のスタッフは、ありがたいことにお時給をいただきながら、子どもとあそんで、子どもの過ごす環境を整備しているだけ。

子ども食堂は、地域で居場所をひらき、その場に参加したい方の募集をかけている。5人しか集まらなくても、30人集まっても、ぼくに入ってくるものは0円。

ぼくはこのように書いている

「運営委員への報酬は支払わない。」

この会則は、ぼくがつくったので、このように変えることだってできる。

「運営委員の報酬は、これを〇〇とする。」

こんなの余裕だ。簡単にできる。

でも、やらなかった。なぜなら、そこにかけるだけの余裕もないし、そもそも事業として成立するのかもわからないところにお金を出せないし、集めることさえできない。

つまり、1円も入ってこないにも関わらず、ぼくは子ども食堂を開催している。

なんなら、この子ども食堂を開催している間にもお仕事はできるわけで、その前後の動ける時間を考慮したら、10000円は少なくとも稼げると思う。

けれど、その10000円を諦めてでも、ぼくは子ども食堂を開催したかった。

地域で子どもたちがすくすくと育つことのできるネットワークをつくること。たったそれだけの目的をもって活動をしてきた。

でも、この活動は「今を生きる」子どもや保護者のためであると同時に、5年後、6年後のぼくにとって必要なものをつくっていると信じている。

実際の利用者が、ロールモデルだとぼくは思っていて、その場に集まっている人とつながることによって、新たな世界が広がっていく。そのつながった先に居場所が形成されて、頼れる場が増えていく。

そんな理想を抱けているからこそ、やりたいこともモクモクと湧いてくるし、どんどんと突き進みたくなってしまうのだと思う。

さて、、、

今日からどんなワクワクを探しに行こうかな✨