#220222『壊れたものは戻せないこともある』
おはようございます☀
一つひとつの出会いが、充実した毎日に結びついている。そんな当たり前ではない毎日に幸せを感じながらも、もっとワクワクした毎日を過ごしたいと思っている
ふらっとです。
さて、先日Twitterで告知をした、イベントについて、ついに詳細が決まりました。
もしかしたら、このnoteの読者はnoteでお知らせしたかもしれません(していなかったらごめんなさい🤣)が、
3月28日にイベントを開催します!
日時
2022年3月28日(月) 21時〜22時
概要
天然記念物のチョウ『ヒメチャマダラセセリ』の基礎的研究をされている佐藤陽さんをお招きし、チョウの観察方法などを学びます。
料金
学生 500円
一般 800円
特別招待 クーポン入力で無料
※こちらの投稿をRTで割引します!
学生 500円→無料
一般 800円→500円
申込
peatixにてお申し込みください。
パズルが……
さて、昨日の思い出をここでは書きたいのですが、学童での出来事です。
学童では、ジグソーパズルが流行っていて、子どもたちはパズルで楽しく遊んでいます。
昨日は、ある2人の子(ここでは、『ヨウ』と『ヒロ』と呼ぶことにする)もジグソーパズルで遊ぼうとしていた。
ぼくは、ヨウとヒロがジグソーパズルで遊ぼうとしているのを少し離れたところから見ていた。パズルが壊れないよう、スタッフと話し合い運ぶときにはマットを敷いていたのだが、昨日も同じようにマットで運んでいた。
そのとき、マットの上にぬいぐるみを乗せて、落ちるか落ちないかの遊びをしているのをみて、ぼくは声をかけた。ほかのお友達が何人も組み立てているのを知っていたからだ。
その努力を踏みにじるかもしれないことをやっていることが許せなかった。
そして、ぼくはそのマットの上に乗っていた別のパズルを思い出した。ぼくも一緒に、4人の子どもたちと組み立てていたパズルだった。
その中でも1人の子どもが、特にパズルを組み立てるのを一緒に楽しんでいた。あーでもない。こーでもない。と言いながら、ようやく一周組み立てられて、ほかにもいくらか組み立てていた。
しかし、マットの上にぬいぐるみを乗せて遊ぶ姿を見た時、ぼくの『嫌な予感センサー』がはたらいた。
ふと目をやると、プリントが落ちていることに気がついて、ぼくは拾いに向かった。そのとき、ぼくの中で衝撃が走ったんだ。
「えっ、パズルが…」
壊れているのを目の当たりにしたぼくは、拾ってから、ヨウとヒロを呼びにいった。
「ちょっといいかな?」
2人を呼び出してから、質問をする。
「これ、どういうことかな?」
2人は言い訳を始める。もちろん、自分の身を守るためだから、まったく問題ないのだけど、ぼくは出来るだけ冷静を装って伝える。
「邪魔?ぼくはその言葉はイヤな言葉だなぁ、よくないなぁって思うよ」
「これを組み立てている子が見たら、どう思うんだろうね」
「壊れたものをそのままにして、自分たちは楽しく遊べたらいいのか」
ヨウとヒロは、目がうるうるしながらも、話を聞いている。
ぼくは、2人に伝える。
「壊れちゃったら、そのままにしちゃダメだよ。せめて、先生に相談しないと」
「また、あとで呼ぶかもしれないけれど、そのときはお願いね」
そして、ぼくは一緒にパズルを組み立てていた子(ここでは『パズー』と呼ぶことにする)に声をかける。パズーは「えっ?」という衝撃を浮かべながらも、頭の中を整理しようとしていたので、20分になったら来てくれるかな?と承諾を得る。
そして、部屋に来るのを見てぼくは話をする。
パズーは1年生。適切な言葉はわからないことがあるこの。でも、簡単な言葉ならわかる。うれしいか?悲しいか?ということなら。
だから、子どもに選んでもらうようにした。
すると、悲しいということだったので、ヨウとヒロを呼び出して、もう一度話をした。
ぼくはごめんねという言葉で解決しようとしない。だから、ぼくはヨウとヒロに質問をする。
「このあと、どうすればいいと思う?」
ヒロが答えた。
「一緒に組み立てる」
ぼくの中では、ひとつ新しい解決方法だった。
ごめんね。じゃなくて、元に戻そう。という方法。
そして、ぼくはパズーに確認する。「一緒にパズルを組み立てるのでいい?」
「うん」という返事を見て、じゃあここでやってね。と声をかけた。
ぼくは、宿題を進めている子を見る必要もあったので、離れられない。けれども、最後まで見守る必要があると感じたからだった。
3人は、協力してピースを運び、協力してパズルを組み立てていた。けれども、見つからないパーツがあった。
そして、ヨウとヒロに話をした。
「元に戻った?元に戻せないこともあるんだよ。だからこそ、すぐに相談しなきゃいけないこともあるんだ」
そして、ぼくはパズーに声をかける。
ヨウとヒロは戻っても大丈夫かを聞いた。
オッケーをもらえたら、ヨウとヒロへのお話はおわり。あとは、ぼくとパズーが協力してパズルを組み立てるだけだ。
今思い返すと、この中でいろんな子どもが見守ってくれていたことを思い出した。
「えっ、どうしたの?」
「わたしも手伝うよ!」
あたたかい子どもたちだなぁ
そんな子どもたちを預けてくれる保護者さんに感謝しながら、今日も学童で子どもたちを見守る。
ステキな経験をありがとうございます。
保護者さん、スタッフのみなさん、そして子どもたち
ありがとう。これからもよろしくお願いします。
お知らせ
3月2日から、ふらっとスクールをスタートします。
9:30〜12:20です。よければご連絡ください。
よろしければ応援をお願いします。 100円で缶コーヒー1本をお家で。 500円でフラットホワイトをお店で。 1000円でミルを使って豆を挽いて。 おいしいコーヒーを飲むことができます。