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10代の妊娠

先日、にじいろさんが出版された10代の妊娠という本を読みました。その後、内密出産のニュースをみて色々と思ったこと考えたことを書きたいと思います。

私自身は内密出産のニュースをみて、誰にも相談できずに一人で出産して殺害してしまうことがなくてよかったと思っています。ニュースで時々ある、一人でトイレで出産して殺害してしまった事件を見るたびに心が痛くなります。誰にも相談できずに悩んだ末の一人でも出産だったり、殺害してしまったりして望んでいた人生を歩めなくなってしまうこと。

10代の妊娠では、特に学生であれば妊娠継続したことによって学業が継続できるのか?ということや親に妊娠したことが言えないという問題が出てくると思います。10代の妊娠に関わらず、金銭的な問題であったりパートナーに逃げられてしまったという問題が起こることもあります。

望まない妊娠(意図しない妊娠)では、不適切な避妊方法であったりデートDVの問題も中にはあると思います。望まない・意図しない妊娠が起こってしまう背景には、性教育が行き届いていないのも一つの要因だと思います。正しい避妊方法や避妊に失敗してしまった場合の対処方法、妊娠してしまった時にどうすればよいかなどの知識があるだけでも、その人の今後の人生は大きく左右されると思います。もし、中絶できる期間が過ぎてしまったとしても育児が難しいのであれば、養子縁組をするなどの選択肢もあります。

妊娠したことを親に言うことは、怒られると思うと怖かったりしてなかなか言い出せないことだと思います。言い出せないうちに中絶できる期間を超えてしまったということもあるかもしれません。親に相談できなかったとしても、妊娠してしまった場合や妊娠の可能性があるときには『にんしんSOS』という相談窓口もあるので、適切な対応をとってもらえます。

中絶をするということも、本人にとってはダメージが大きいものだと思います。誰も望んで中絶をしたかったわけではないと思います。中絶が原因で、精神的に不安定になってしまう人もいますし、次の妊娠に対して不安を感じる人もいると思います。身体的も精神的もダメージが強い。ただ、中絶は決して悪ではないということを覚えておいてほしいです。

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