またマリみての話していい?(2)(ネタバレ)

 いま33巻あたりです。祥子さま卒業。この物語も終わりが見えてきました。

そうか、祐巳ってこうなるんだ。

 安定感といえばは蓉子さまですけど、でも、蓉子さまは普通の学級委員タイプの人に見えます。

 しかし、それにしたって祐巳さんはちょっと最近悟りすぎ。とても高校2年生とは思えないところがあります。やっかいなお姉さまと妹に磨かれてしまったのか。
 そりゃあ祥子さまが物理的に突き飛ばしてみたくなるのも不思議ではない……か? いや、さすがにちょっと……。

 最初のころの設定では志摩子さんのがそういう感じでした。完璧超人で。でも、それとも違うよね。あと、志摩子さんはむしろ妹を得て、弱いところも出てきたというか、描写できるようになったんでしょうね。

 祐巳さんの安定感はコミュニケーションと信頼によるわけですが。僕はこういう、ディスコミュニケーションが起きたかもと思ったら、率直に相手に聞く。そうでないなら、信頼する。っていうの、できないので、うらやましいですね。

 ふと思ったんですが、祐巳さんはジャンプマンガみたいなところがありません? 集英社だし。
 祐巳さんは明らかに対戦により磨かれて、強くなり、インフレ気味です。
 昨日の敵は今日の友。敵は色々ですが、初期には祥子さま、後に瞳子ですよね。
 そして、スールという制度、山百合会の薔薇さまたちというファンタジーな設定。
 そのうち気とか撃ち出すのではないか。いや、あの世界髪を撫でるだけで威力あるけど。(ごめん、実はジャンプ読んでなくてドラゴンボールだけ、しかも雰囲気くらいしか知らない。)

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