京成杯 2021 回顧
2021年京成杯回顧記事です
今回の京成杯は全体的には4F目からはラスト1Fを除き加速ラップでしたが、前半3F-4Fが平均と比べてかなりスローでした。
前半がスローになったことで、前走新馬戦でスローしか経験していない馬(1着馬:グラティアス 4着馬:ヴァイスメテオール)にとっては向いた展開になりました。おそらく、前半締まった流れになった場合はグラティアス、ヴァイスメテオール、タイソウなどの馬は好位置をとるのが難しくなっていたと思います。
またラスト2Fが23.3で過去10年で最速です。完全に決め手勝負になったことがわかります。
1着馬グラティアス 前走新馬戦 後3F34.2 11.4 - 11.3 - 11.5
2着馬タイムトゥヘヴン 前走未勝利戦 後3F37.1 12.6 - 12.1 - 12.5
3着馬テンバガー 前走未勝利 後3F35.4 11.5 - 11.8 - 12.1
※後4F 11.5 - 11.5 - 11.8 - 12.1 1F11.5以下を2F続けるラップ経験あり
4着馬ヴァイスメテオール 前走新馬戦 後3F33.9 11.7 - 11.2 - 11.2
これを見るとタイムトゥヘヴンがいかにレース質の違うレースを好走しているかがわかります。ロングスパートになりやすいレベルの上がった重賞で巻き返す可能性が高いと思います。今後に注目です。
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