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信頼関係の作り方

信頼関係って何だろう?って考えながらAmazonで「信頼」って検索してみたらでてきたルーマンなる書籍を購入して読もうとしたら全力で止められて結局読むのをやめたフレアーズ合同会社代表社員の山口です。結局ルーマンは読まれないまま本棚に眠っています。

さて、今日は信頼関係の作り方について書いてみたいと思います。これはあくまで私が考える信頼関係の作り方です。「信頼関係」を日本語で説明できる人は日本に何人いるかわかりませんが、私なりの説明をしてみたいと思います。

信頼関係とは、お互いの思い通りになることがお互いにわかっていることである

早速結論を書きますが、信頼関係とは思い通りになることがお互いにわかっている人同士の人間関係のことだと私は思います。

つまり、信頼関係とは「自分の思い通りになっている状態」と、「相手の思い通りになっている状態」が両立されている状態になることがあらかじめお互いにわかっている人同士の人間関係のことです。

信頼関係の作り方

次に信頼関係の作り方について書くと、以下の6つのプロセスに分解ができます。

1)自分の思い通りの状態を相手に伝えること
2)相手の思い通りの状態を聴くこと
3)1)と2)を擦り合わせ、お互いに納得できる内容を導き合意すること
4)3)を約束すること
5)4)を守ること
6)1)~5)を繰り返すこと

要するに、お互いの主張をお互いに聞き合って合意を形成した内容で約束をし、その約束が守られるプロセスを積み上げる。ただそれだけです。これができれば信頼できる人になれます。

信頼関係の作り方開眼までの道程

約2年ほど前ですが、仕事を受けすぎていた時期があり、納期などの約束を守れなくなってしまっていた時期があったのですが、この時に約束を守ることについて真剣に怒ってくれるウェブ制作業界の先輩がいました。道が混んでいて待ち合わせ時間に少しでも遅れると、ブチぎれて会ってもらえなくなりそうになったり、話を聞いてもらえなくなりそうになるような感じ。まるで子どもを叱るお父さんのような方でしたが、この方に徹底的に約束を守ることについて教えていただいたおかげで、約束を守るという感覚を思い出すことができました。約束を守るとは、その言葉の通り、相手に伝えたことを、正しく相手が認識をし、その通りに行動することです。

これとは別でウェブサイトのブランディングについて考えていた会社のお手伝いをしていた時に議論とは何ぞやということを学びました。議論とはすなわち、自分の主張と相手の主張をすり合わせることによって、お互いが納得できる答えを導くプロセスのことです。

この2つの出来事が連続的に起きた結果、閃きました。

そうか、信頼関係ってのは議論してお互いの意見をすり合わせてから約束をし、その約束を守るだけでいいんだと。

信頼できる人の条件

つまり、信頼できる人になるためには以下の2つの条件を満たすことが必要です。

1)議論ができること
 1-1)自分の主張を相手に伝えらえること
 1-2)相手の主張を受け止められること
 1-3)お互いの主張をすり合わせ、合意できること

2)約束を守ることができること
 2-1)約束をすること
 2-2)約束通りに行動すること

一番最初にこの記事を公開したタイミングでは上記の2つでしたが、実に第3の条件があることに気が付きましたので追記しました。

3)自分が本当の自分であり、相手が本当の相手であること

つまり、自分自信が本当の自分をきちんと認識をし、相手自信が本当に相手の意思で人間関係を構築しようとしていることが大前提です。

例えば、自分の意思で信頼関係を構築しようとていない場合や自分を偽っている場合など、本当の自分どうしのコミュニケーションではない場合には、信頼関係が築かれなかったり、簡単に崩壊してしまうリスクが高まります。

信頼関係構築の難易度

こうやって整理すると要件はそんなに多くはないのでそこまで難しい事ではありませんが、自分の時間は1つしかないので、その1つしかない自分の時間を多くの人と共有しようとすると、信頼関係を積み上げていく難易度が上がっていきます。

つまり、信頼関係の構築対象が増えれば増えるほど、信頼関係の構築難易度が上がっていくということです。

更には、信頼関係は時間や関係を持つ回数と共に積み上がっていく概念なので、時間的限界の制約に縛られるということです。つまり、限りある信頼リソースを誰に割り振るかを決めるのは自分の責任で自分の判断によって行う必要があるということです。つまり、Time is Trust の法則が成立します。

善意と悪意のベクトル

私は、学校の先生になって、子どもや保護者、周囲の先生方との信頼関係を失う経験をしたことがあります。一度失った信頼関係を取り戻すことは非常に難しい。なぜならば、信頼関係は負の方向にも積み上がるからです。

つまり、善意と悪意のベクトルを考える必要があります。善意をもって、相手のために行動できる人とは正の信頼関係を築くことができますが、悪意を持って自分自信のためだけに行動をしようとする人とは、多くの場合に負の信頼関係を築いてしまいがちです。

まとめ

IT業界でエンジニアとして、技術・経験をウリに仕事をする身ですが、信頼関係を一度失ってしまうとそれらを取り戻すことは非常に難しい。以前の私のように、信頼関係を蔑ろにすることによって、技術力を武器に腕一本で生きていくことも不可能ではないとは思いますが、信頼関係を築く能力を磨き、多くの人からの助力を得られる状況を作った方が多くの場合には良いことが多いように思います。人間一人で生きているわけではないですから。お互い頑張りましょう。

P.S. 信頼のことを英語で Trust と言います。素敵な英単語ですね。

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