2020/10/24 第71回NHK紅白歌合戦の出場歌手を予想してみた。

去年も予想した紅白歌合戦の出場歌手について今年も予想を書いていこうと思う。

上記に挙げた前回の予想と、下記の実際の予想結果を見て欲しい。

昨年は25組で予想をして、紅組が25組中18組、白組が25組中17組が的中した。

今回予想するにあたり、前回の反省点を分析した結果として、下記の3つの事が浮かんで来た。

・ポップス系の人選は余程のヒット曲が出ない限りは初出場の壁が大きい。
・実績のあるベテラン・中堅の方が、今年ヒットを出した新人よりも選ばれやすい。
・必ずしも周年だからで選ばれるわけではない。

そういった点も踏まえて、ここからは今年の出場歌手の予想。
組数は毎年変動が出るが、前年の通常枠の21枠をベースとして、そこに別枠で「もしかしたらここからの出場もありそう」という4枠、そして紅組白組どちらにも属さない特別枠に分けて予想した。

紅組 21組
aiko
あいみょん
いきものがかり
石川さゆり
坂本冬美
島津亜矢
Superfly
天童よしみ
東京事変
TWICE
乃木坂46
Perfume
日向坂46
BiSH
Foorin
松田聖子
MISIA
水森かおり
YOASOBI
Little Glee Monster
LiSA

プラス枠でここからもあるかも 4組
AKB48
丘みどり
NiZiU
モーニング娘。‘20

白組 21組
五木ひろし
瑛人
エレファントカシマシ
Official髭男dism
関ジャニ∞
King&Prince
King Gnu
GReeeeN
郷ひろみ
三代目J Soul Brothers
純烈
菅田将暉
SixTONES
SnowMan
氷川きよし
V6
星野源
三浦大知
山内惠介
ゆず
米津玄師

プラス枠でここからもあるかも 4組
DA PUMP
DISH//
BTS
三山ひろし

特別枠:嵐・松任谷由実

ここからは6点に分けて、今回の予想に至った理由を挙げていこう。

①ジャニーズ
ここは嵐が通常枠か特別枠かで大きく変わってくると見て予想を立てた。

活動休止前ラストで長時間という事ならば通常枠ではなく、
2年前のサザンオールスターズ同様に特別枠ということもあり得るため、今回は思い切って特別枠で予想した。

(個人的に特別枠でサザンと同様に大トリにするのであれば、事前に通常の紅白の審査を終えた後でパフォーマンスをしていただけると嬉しいなと思う)

2017年以降ジャニーズのアーティストは白組で5枠となっているため、枠数は前年と同様の5枠で予想。

ここから特別枠で予想した嵐を抜いた結果、
関ジャニ∞とKing&Princeの連続出場、
SixTONESとSnowManの各々単独枠での初出場、
V6の4年ぶりの復活出場という予想になった。

嵐が通常枠か特別枠かで、
SixTONESとSnowManがそれぞれ単独になるのか、
昨年末の歌番組同様にSixTONESvs SnowManという形になるのかが変わりそうだなと個人的に思った。

今回は嵐を特別枠で予想したため、SixTONESとSnowManはそれぞれ単独で出場すると予想した。
(嵐が通常枠での出場になるのなら、SixTONESvsSnowManの2組で1枠と予想していた)

V6に関してはデビュー25周年でヒット曲豊富というのもあるが、活動休止前最後の嵐を送り出すという点でCDデビューにおいて先輩グループが1組入って来そうだなというところから予想に入れた。

②ストリーミングや動画再生、およびダウンロード配信
近年ではサブスクのストリーミングやYouTubeなどの動画再生回数並びにダウンロード配信数も選考の基準とされており、
(2018年および2019年の紅白の関連記事でNHKの制作の方のインタビューでも言及あり
2018年版

https://mdpr.jp/music/detail/1804736
2019年版

https://mdpr.jp/news/detail/1895403
2018年のあいみょんやDAOKO、2019年のOfficial髭男dismやKing Gnuの出場選考の理由として上がって来ている。

今年に関しては、ここの分野での候補が多く、
「香水」の瑛人、「夜にかける」のYOASOBI、「Make You Happy」のNiZiUのようにストリーミングおよび動画再生が共に1億回を超えているアーティストの出場が見込まれている。
また、ここの候補として「猫」がオリジナルバージョンとここ2年ほどでネットの音楽チャンネルとしても影響力が高いTHE FIRST TAKEのバージョンで大きなヒットを記録しているDISH//も含まれてくる。

ただ、紅白に関しては去年の予想と実際の結果から、
ポップス系の人選は余程のヒット曲や実績が出ない限りは初出場の壁が大きいという印象があり、
2018年も2019年もストリーミングや動画再生回数並びにダウンロード配信数を選考理由として初出場として挙げられたのがともに2組というところから今年も同様になることが予想される。

2組を挙げるとするならば、今年の4月〜5月はCDの大きいリリースの発売延期が相次ぎ、ビルボードのチャートでも瑛人の「香水」やYOASOBIの「夜にかける」が総合1位を獲得しており、その後もロングヒットしているという点から瑛人とYOASOBIが選出されるのではないかと予想した。

YOASOBIに関しては、年末の音楽番組などへの出演状況によってはテレビ初歌唱が紅白歌合戦になる可能性もゼロではなく、場合によっては目玉の1つに挙げられる事も考えられる。

NiZiUとDISH//に関しても可能性はゼロではないので、昨年と同じ組数の21枠からは一旦外しているが、2組ともプラス4枠の中に予想した。

③女性アイドル
昨年はAKB48、乃木坂46、欅坂46、日向坂46の4組が出場していたが、今年はこの中からだと乃木坂46と日向坂46がまずは残ると予想。
今年は女性アイドル枠が3になるのであれば、乃木坂46と日向坂46の他にBiSHが入ってくると予想。
いくつか女性アイドルの今年リリース曲の動画再生数をYouTubeで確認したところBiSHの「TOMORROW」が2020年10月23日夜の段階で357万回再生で再生数が多めだったのと、ベストアルバムとミニアルバムがビルボードで1位を取ったという点でBiSHを21枠の中にまずは入れた。

もしも枠が減らないのであれば、既に実績のあるAKB48か、2020年10月23日の段階で「LOVEペディア」が373万回と今年リリースの曲では再生回数が女性アイドルの中では多めのモーニング娘。‘20のどちらかが先に挙げた3組にプラスして入ってくるのではという見方ができる。
こちらの2組はプラス枠で入れる事にした。

CDの売り上げというが本当に広くこの楽曲が支持されているのかというバロメーターとして機能しているという判断が完全に難しくなっており、
なおかつ女性アイドルではなかなか上位進出が見かけづらいサブスクやダウンロードでというよりも、動画再生回数の方での判断が可能であると判断して、この分野では動画再生回数を予想の最終判断材料として採用した。

④復活出場
紅組だと「裸の心」がストリーミング再生で1億回越えの大ヒットとなり、最新アルバムもヒット中のあいみょん、
(そもそも昨年出場していなかったのが昨年の紅白の最大の謎)
白組は既に前段までで触れているV6以外では、大型の歌番組で見かける機会の多いエレファントカシマシ、去年GENERATIONSが出ていたLDHからは三代目J Soul Brothers、デビュー40周年でここ2年「かぐや様は告らせたい」の主題歌で話題の鈴木雅之、今年アルバムがミリオンヒットとなった米津玄師を21枠の中に入れた。

⑤初出場
紅組のBiSHとYOASOBI、白組の瑛人とSixTONESとSnowManは既に前段までで触れているので、それ以外のアーティストは、
紅組は紅白常連となっている椎名林檎がボーカルを務める今年復活した東京事変を予想。

白組では朝の連続ドラマ「エール」の主題歌を歌い、夏に開催された「ライブ・エール」でも歌唱した事も踏まえてGReeeeNを予想。

⑥その他連続出場
紅組のLiSAと白組のOfficial髭男dismとKing Gnuは今年のセールスや活躍面で行くとマストで入れていただきたいところ。

実は予想をしていて1番難しいのはJ−POPのベテランおよび中堅どころ。
今年のヒット曲というところを最優先にしつつも、これまでの実績というところとのバランスで悩み、去年もここの予想で二転三転して今年も大いに悩んだ。
ここについては、紅組はaiko・いきものがかり・Superfly・Perfume・松田聖子・MISIA、
白組は郷ひろみ・星野源・三浦大知・ゆずを予想。

白組は復活出場でここの枠が多くなりそうなので、連続出場組からの予想は少なめにした。

松任谷由実も通常枠で予想をするかで悩んだが、夏に開催された「ライブ・エール」での「やさしさにつつまれたなら」の合唱があり、紅白でもこの流れになるのではと予想して特別枠で予想した。

毎年SNSでは予想や投票などが話題になり、中には出場歌手が決まったかのようなスクリーンショットも出るが、
紅白歌合戦については公式発表される情報が全てであり、毎年内定の報道も出てくるが、公式発表されるのを待つのが間違いないと思う。

個人的には毎年の本番もさる事ながら、初出場歌手の記者会見、リハーサルの模様やリハーサル後の記者会見、事前番組も含めて非常に楽しみにしている。

今年は(主にCOUNTDOWN JAPAN 20/21の開催有無と開催ありの場合での制限)事情によっては自宅で9年ぶりに紅白歌合戦とともに年越しをする可能性も少なくない。
紅白歌合戦の開催が迫る頃には世の中の情勢が少しでも落ち着いていて欲しいなというところを願わずにいられない。

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