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【クロス円トレーダー必見】FX円指数の今後の見通し

クロス円のポジションについて昨日の分析の続きについて解説していこう。

■振り返り
昨日の分析ではクロス円が円安に行くためには一度円高に調整した方がいいということを述べたが、今日はその詳細についてIMM通貨先物ポジションの側面から解説していきたい。

下のドル円のポジションを見てみよう。

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出所:ザイ FX

【通貨先物のポジションについて】
JPYShortが直近で急速に増えていることがわかる。
これは円売りが進んだ原因の一つとして考えられる。
通貨先物ポジションは氷山の一角に過ぎないが、先物の推移は為替に影響を与えるので注意したい。

■赤色のポジションが減少(赤色が増えると円高)
3月に入って以来急激に円のロングポジション(赤)が減少している

■青色のポジションが増加(青色が増えると円安)
2月あたりから円のショートポジション(青)が増加している

つまり、これまでクロス円の上昇に使われていた円安のエネルギーはかなり消費されている可能性が高い。

さらに昨日のチャートで解説したように、まもなく円指数はサポート圏に入るため一旦下落が止まる可能性が高くなる。

この両面の考察から、クロス円の円安は夏前には一度調整に入ってもおかしくないと考えている。

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※当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。
※当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。
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