3/9 ドル円 日足分析レポート 高値警戒感!
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強い上昇を1月半ばから見せていたドル円。
前回説明した通貨先物の決済による動きで上昇トレンドを支えているような格好となっている。
波動のカウントは依然として第3波が進行中と考えている。
その辺りはこれから説明するエリオット波動分析を参照してもらいたい。
ドル円 日足 2020年3月〜現在 出所:Trading View
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【フィボナッチリトレースメント】
日足で見るとフィボナッチリトレースメントの61.8%戻りである、108.23をすでに達成。
■ターゲット
目先のターゲットは前回高値の109.85と78.6%戻しである109.76付近となる。
ただし、61.8%戻しをすでに達成していることや、ストキャスが加熱ゾーンにきていることから達成する前にいつ下落に転じても何ら不思議ではない。
※下のチャートを参照。
出所:Trading View 画像1
【エリオット波動分析】
■仮説
現在、エリオット波動は第3波を進行中。
特に大きな押し目を第2波以降作っていないことから次の下落が第4波になる可能性が高いと言える。なお、第3波の内部ではフラクタル構造が確認できる。(後日解説)
※下記チャート参照
出所:Trading View 画像2
■シカゴIMM通貨先物ポジション分析
シカゴ先物のポジションは徐々に円のロングが解消されつつある。
3/2の時点で差し引き19270枚となっており、前回の34,618枚から買越額は大幅に減少。直近のドル円の上昇はこのポジションの解消によるものだということが鮮明になっている。
先物の動きを理解しているとしていないとでは大きな差が出ることがここでも明らかになる。
テクニカルトレーダーは先物の動きを軽視しがちだが、大きなトレンドは需給で動くことが多い。プロトレーダーなら確実に押さえてくるところ。
つまり、押さえない理由がないってことになる。
※オンラインサロンの基礎教室の中に通貨先物の見方を解説した動画を本日UPしましたのでサロン生の方はご覧ください。
出所:ザイFX 画像3
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