見出し画像

日光からは神の愛が、月光からは叡智の力が

今、「色彩の本質、色彩の秘密」
(ルドルフ・シュタイナー 西川隆範 訳 
イザラ書房)を読んでいます。
はっきり言って、難解。
「よくわからない」が本音です(笑)

でも巻末の「光」という言葉の注解が、あまりに
素敵だったので、書きたくなりました😊

「光には、物質的な光と、
アストラル存在が含まれている。
日光を通して神の愛が地上に注がれる。
月光からは叡智の力が地上に注がれる。」

この本の中で、シュタイナーが語っていることは、
たぶん、今の私には半分も理解できない気がします。
でも
ここはわかる!
わかりたい!
信じたい!
信じる!
と思いました。

私の病気を治して下さった中医学の先生が、
「気」の話をして下さった時のことを思い出しました。
日光からは、私たちに必要な生命エネルギーが
分け隔てなく注がれている。とてつもないこと。
確かそんなような話をして下さいました。

曇りの日も、雨の日も、その「神の愛」は
私たちに平等に注いでくれている。
それに「気づく」だけでも、
この本でまた改めて「思い出した」だけでも、
日々の暮らしが美しくなる気がします。
そこに思いを寄せるだけでも、人生が味わい深く
豊かになる気がします。

「色彩と健康」の中の言葉も少しわかりましたので、
いや、わかったような気がするところを少し(笑)

「朝焼けのとき、夕焼けのとき、
私たちは闇をとおして光を見る」
「闇をとおして光を見ると赤く見える」

「闇をとおした光=赤は血液を破壊し、
身体から酸素を吸収して(新しい血液が製造され)
目に活力を与える。」

赤を見ると牛は興奮する。人間も「少し牛的になる」
そうなんです(笑)
詩作ができなかった詩人が、
赤い日よけのある部屋に座っていると、
刺激を受けて詩を作ることができたと書かれています。

また

「はるかな宇宙空間はまったくの黒い闇」
しかし、昼間、空を見ると「黒ではなく青が見える」
周囲が太陽に照らされ、
「大気と大気中の水分が照らし出されている」
これは
「光をとおして闇を見ている」ということ。
「光をとおして見た闇は青い」

「光をとおした闇=青は神経を破壊せず、
身体はよい気分を目に送る。」
そしてそれは全身につたわっていく。

「青は人間を内的に安楽にする」ということです。

他の方の記事で、朝焼けや夕焼けを見て
「きれいだなあ」と思うことがよくあります。
しかし、PCやスマホを通してではなく、
実際に自分の目で見て、目に活力を与えたいと
そしてそれを全身に伝えたいと思いました。

昼間の青空を見る時も、その向こうに
無限に広がる宇宙空間があることに思いを寄せる。
おひさまの光によって、
この美しい世界が、美しい色彩のある世界が
見えている。感じられている。
それは当り前ではなくて、
奇跡のようなこと。それを思うだけで、
心がどこまでも伸びやかに
広がっていくような気がします。

猛暑や紫外線など、
充分に気をつけながらも、
朝日に手を合わせ夕日に感謝できる自分でありたい。
月からの叡智を受け取れる自分でありたいと思います。

読んで下さってありがとうございます。
良い週末を♡













この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?