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自分独自の幸福ポイント

以前から、憧れている女性がいます。物心両面で豊かな素敵な人です。
ある時、その人が
「洗濯物を外に干したことがない」と言っているのを聞き、驚きました。

「お金持ちの人って、洗濯物、外に干さないんだ!わぁ~、楽でいいなあ」と、とてもうらやましい気持ちで、聞いていました。
そして翌日、
快晴でしたので、いつも通り、洗濯物を、外に干して、取り込み、
たたみました。

たたみながら、
「いや いや いや、私、この時間、好きだわ!
おひさまの匂いのするこの時間が、かなり好き♥
この時間、なくなるの困る。
例え、お金持ちになったとしても、この時間だけは確保しよう!」
と、ちょっと楽しい妄想をしてしまいました。

子どもの頃、両親が忙しく、よく伯母の家にあずけられていました。
伯母は、とても優しい人で、洗濯物をたたむと、必ず褒めてくれて、
その後で、いつもおいしいおやつを出してくれました。
おひさまの匂いと共に、あたたかい思い出が、私の心の中に、
ふんわりと眠っていることがわかったのです。

「洗濯物をたたむ」という行為は、私にとって、
かなりの幸せポイントだとわかったのです。

どんなに憧れている人でも、その人と私は違います。
この自分の感覚に注意深くなるって、大事だなと思います。

私たちは、一人一人違う人間なので、人の真似をしても、
幸せにはなり得ませんね。
自分の感覚に従うことでしか、幸せにはなれない。

まだまだ多くの人と同じことが良いこと
という価値観てありますよね。
無意識にそちらの道を選んでしまって、ふと気が付くと
「おりこうさんの道、歩いてるのに、なぜ?
ちっとも幸せじゃないんだけど・・・。誰か私を褒めて」
ということになりかねません。(かつての私)

自分の内側の声に静かに耳をすませると、
今まで無意識にやっていたことの中にも、ちょっとした幸せが
隠れていることに気が付くかもしれません。

今日も、
自分自身の心の声に耳を傾け、
体の声に耳を傾け、
自分で自分を明るい方へ連れていきましょう。

読んでくださってありがとうございます。
良い時間をお過ごしください。




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