【講評会】 FLAMo Challenge Vol.8
今回の課題
今回は、「モーフィング」をテーマに課題を制作させていただきました。
アニメーションにおいて難しい技術の一つですが、その分魅力的な表現でもありますので、ぜひ習得したい技術の一つです!
参加者の皆さんもそれぞれ独自にテーマを設定して頂いたり、様々な技術を用いて制作されていて、大変良い学びの場となりました。
それでは、それぞれコメントさせていただきます。(順不同)
完成作品
Dさん
モーフィングの技法がストーリーにも落とし込まれていて、素晴らしいです作品ですね!アクセントカラーの部分を作ることで見る側の視点も誘導されていて、とても見やすいと思いました。
ご自身で用意されたイラストもとても可愛らしく、文句のつけようのない作品です。アイデアと技法が一致した作品は、やはり面白いな〜と改めて感じさせられます!
Eさん
滑らかな動きとモーションの強弱の心地よさがあり、とてもクオリティの高い作品ですね!軽快な音楽も聞こえてきそうです!
カメラの寄り引きを使うことで、ダイナミックな印象も出せていて、ずっと見ていられるような爽快感が出ていると思います。
泡の表現も自然で、わざとらしさが全くないところも、好感をもてました!
次回の作品も期待しています!
Fさん
コミカルな動きがとても印象的な作品です!
一つの図形を中心に、視点を固定させて別のモチーフへと変形しているので、視聴者側もストレスなく見ていられます。
「・・・」の集まって再生ボタンに変わる動きも意外性があり楽しませていただきました。
この世界観で、もう少し長尺の作品も見てみたいものです!
Iさん
配布した素材からご自身で「タイムマネジメント」というテーマを設定していただきましたね!ただ動かすだけでなく、テーマやメッセージを設定された上で制作されることはとても大切だと思います。
動きのテンポ感や強弱が加えられると、視聴者もより楽しんで見てくれる作品になると思います!
Kさん
色使いや蟹が去っていく動きもかわいらしく、魅力的な作品に仕上がっていますね!
スクリプトの実験も兼ねた制作と仰っていましたが、全体通して一つの作品として成立されているのが素敵だと思います。新しいことにチャレンジしていただけて、嬉しい限りです!
Kさん
モーフィングの面白さが全面に出た作品ですね!
有機的な図形の変化も、どこか海の中を感じさせ、とても好印象の作品です。
「どうやって作られているのかわからない!」と思わせられるのも、モーションデザイナーの腕の見せ所だと思うのですが、この作品でもつい不思議に思って何度も見てしまいます。海の生き物で、いろんな作品を作ってみるのもいいかもしれませんね!
Yさん
テーマは、子供も楽しんで見れるような教育系の英単語教材、というところでしょうか!全体の色味やフォントの使い方、動きの見やすさなど、テーマに一貫性があり、とても興味をそそられます。
単語がバウンドする動きも水の中にあるような動きに自然と見えてきました。
ナレーションがつくと、発音も一緒に覚えられそうな教材になりそうですね!
Sさん
時間内に終わることができませんでしたが、ナイストライです!
モーフィングは難しいですが、一つの図形をピックアップして動きの軸を作ると、その後の作業はとても簡単になります。
この場合で言うと、カメラのレンズの円→ビデオのフィルム部分の2つの円、の動きをまず作ってしまえば、あとはどうにでもなりそうです。
ぜひ、もう一度チャレンジしてみてください!
運営者
何かストーリー仕立てで作品を作ろうと考えましたが、やはりアイデアと自分の力量のバランスを見つけることが難しいな〜と最近よく感じています!
皆さんの作品を見て、次は失敗してもいいので何か新しいことにチャレンジしよう、と思いました。そしてもっと面白い動きをつけられるように、水族館に観察しに行こうと思います!
最後に
今回もご参加頂きありがとうございました!
次回も楽しみながら、どんどんチャレンジしていきましょう!
皆さんのご参加をお待ちしています!
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