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矛盾を楽しめる人にぼかぁなりたいなー。
今のこの世界は矛盾を許してくれない節がある。
お母さんなのだからオシャレはしてはいけないとか、大人だから無理してでも仕事に行かなきゃいけないとか、休みの日なのにダラダラしてはいけないとか、子供なのだから親孝行しなくちゃいけないとか、
その他色々。
よく考えてみたらこれらの矛盾は元々は個人の感じる矛盾であり、そもそも相関関係がないふたつの事柄があるだけなのだ。
しかしながらこれら個の矛盾が集団生活を営んでいくうちに古くは口づてに、今ならメディアやらインターネットやらを介し並列化したことで集団の矛盾へトランスフォームしてしまった結果暗黙の了解的な矛盾が猛威を奮っているのがこの世界だ。
広まる速度が緩やかである一子相伝的な口づてであればその緩やかな流れの中で取捨選択をし集団にとってふさわしい矛盾が固定化され、集団の安定に一役買っていただろうが、今はどうだろう。
個の矛盾を縦横無尽に投げつけあうだけで、集団のための矛盾へ形作られる前に人々の分断を招いている気がする。
分断からのコミュニティ崩壊の一途を辿ったことで、よもや正当な取捨選択は期待できない。だからこそ矛盾に対するこちらの意識を変える必要性が出てきている。
毒を食らわば皿まで
食わず嫌いをしてないでなんでも食べたら大きくなれる。心も同じなんじゃないだろうか。
色んな矛盾を食べ尽くした後に残るのは何でも受け入れる広い心。
めでたしめでたし。
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