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🧠【憧れの話】自然派生活について


田舎に住む家族の自給自足ドキュメンタリー動画などを好んで良く観ている。

自然と共存しているかのような彼らの暮らしぶりは現在コンクリートジャングルに住むワイにとって憧れであり、その気持ちとは別に恐怖でもある。

なぜ恐怖なのかというとどっぷり文明の利器に頼りっぱなしの今の生活からは想像つかない位の不便さが確実にのしかかってくると予想されるからだ。

ちなみにこのドキュメンタリー動画ではガスを引いてない風呂の湯をはるのに薪を使用しているとのことだった。
もう既に薪を森から集めるやら乾燥させるやら割るやらと言った面倒な工程が眼前に現れる。

こう考えると今ほどテクノロジーが発達していない時代は何かひとつ、例えば料理をとっても出来るまでに相当な手順を踏まねばならない。

火を起こす事はもちろん、調味料だって自家製であればその手間もかかる、それ以前に野菜などの材料を自家栽培していたらそれはもう膨大な手間暇をかけることになる。

現代のレンジやらガスやらを使える比較的手軽なご飯に比べて労力が格段に高くなる。料理への有難みが高くなるのは必然であろう。

そしてそのように敬意をはらうことが現在非常にダサくとも言葉に出して促さなければならなくなっているSDGsやらサスティナブルやらの言わんとしていることのような気がする。

人は一周まわって原点回帰しようとしているのかもしれない。

ちなみに北欧風の家具で揃えましたみたいなすごくお洒落な田舎暮らしの動画も好んでよく観るのだが、

窓から見える景色はワイの実家のそれと変わらないのにも関わらずなぜ実家はお洒落に見えないんだろうなどと何となくしょぼんとしてしまう。


めでたしめでたし

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