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言の葉つなぎ Vol.10 有田圭輔(常任理事)

2024年6月末の総会にて選出された、一般社団法人日本フラメンコ協会"新執行部"からのご挨拶を、リレー形式でお届けします。


協会の理事に就任してから早いものでもう12年が過ぎてしまいました。就任当初、事務局長であった田代さんがドンと真ん中にいて、協会の事業や決定すべき事項を推進してくれてました。僕はなにかお手伝いでもできればと、下っ端なりに動けることは動こうと協力していました。田代さんがいなければ動かないであろうことがたくさんありました。本当に感謝しかありません。

そんな田代さんの逝去から、瀬戸雅美さんが事務局長に就任し、理事にも僕らの世代、あるいはさらに若い世代のプレイヤーが次々と就任しました。理事会の出席率も高まり、意見交換も活発になり、日本のフラメンコ界にまた新たな風をきっと吹かせられると信じてます。理事全員、同じ方向を向いて進んでるなと実感できて、これからが本当に楽しみです。

今回、常任理事という役職を賜りましたが、やることは同じですし、自分の中では、できるかぎりこれまでよりも理事会に出席して、会員の皆さんと一緒に楽しめる事業を考えていくということだと考えています。ライブや発表会などで、沢山の仲間たちと仕事を常にしていますので、協会へのご要望やご意見など、僕をつかまえて、どんどん聞かせてください。皆さんの味方になれるよう、頑張ろうと思ってます。よろしくお願いします。

常任理事 有田圭輔


有田圭輔(1968/11/21生まれ 高知県宿毛市出身)
15歳からバンド活動を始め、'97年からフラメンコギターとカンテを始める。'03年、日本フラメンコ協会主催新人公演カンテ部門努力賞受賞。'06年、ブルースロックギタリスト、ichiroとの出会いから生まれたユニット『Rockamenco』始動。'07年、SONICGROOVEレーベルからメジャーデビュー。その後avexへ移籍。 15年から1年2ヶ月、静岡K-mixとFM高知で放送のフラメンコ専門ラジオ番組「SONIA JOHNES presents Loco por FLAMENCO」で番組DJをつとめる。 現在フラメンコの伴唱を中心に全国で活動する。2012年度より一般社団法人日本フラメンコ協会理事、2024年度より現職に就任。



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