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詩のようなもの

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詩の定義が自分の中で曖昧なので、自分が書いた中で詩だと思われるものを集めました。
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#詩的エッセイ

【詩】 混沌

コトンと混沌の音がする。 外は降ったり晴れたり まるで感情のようで 落ち着かない。 テレ…

白い休日

白い休日 何も無い休日 どこへ行っても付き纏ってくる 平日の怨霊を 振り払うエクソシスト…

若気の転がり

少しの違和感が嫌悪へと変わる。 どうやら長く居過ぎたみたいだ。 そうやって いくつもの職…

リモート

リモートで働く。 温度が感じられず 取り残されたようにただ 与えられた仕事をこなす。 静…

普痛

普通はそうじゃないと彼女は言った。 僕は普通という言葉が嫌いで それを聞いて不機嫌になっ…