SNS入門・オブ・ザ・デッド
ホラー映画に例えると、初心者向けのSNS安全講習が簡単というお話。
ネットの危険なトラブルは、ホラー映画と同じ展開を辿りがちです。そしてネットのヤバイ人は、悪霊と同じ行動を取りがち。そんな風に覚えておくと、初心者でもSNSを安全に生き残れます。
霊の集まるスポットに興味本位で行ってはいけない
興味本位で危険スポットに遊びにいって呪われる。定番の展開です。悪霊が集まるような負のサイトや、ハッシュタグ、特定ジャンルの界隈には、興味本位に近づかないようにしましょう。
悪霊と目を合わせてはいけない
視線をあわせると悪霊は、急速に寄ってきます。見ていると気づかれてはいけません。見えないふり、聞こえないふりは基本テクニック。ミュート推奨。
悪霊のことを語ってはいけない
霊について語ると、霊が寄ってきます。軽く口にするだけで呪われる…そんなワードがSNSには多く存在します。また、デタラメの作り話で呪われることも。嘘でも禍々しい話をしてはいけません。
現地の住民の制止を無視してはいけない
SNSの秘境を訪問したら、現地の住民やガイドに従いましょう。不用意にタブーを破るとだいたい死にます。知らなかったではすみません。そのコミュニティの住民がタブーとする行為、禁域などに敬意を払いましょう。
秘境の神を侮辱してはいけない
秘境で崇められている神様には、敬意を払いましょう。神を冒涜するとだいたい死にます。知らなかったではすみません。
秘境のモノを盗んだりしてはいけない
秘境の宝や神を持ち出してお金を儲けようとすると、だいたい死にます。宝を戻して謝ることが最善ですが、それでも割と手遅れで死にます。
霊は囁きでダメージを与えてくる
弱い悪霊は、囁くことしかできません。ですが、悪霊のささやきは確実にメンタルを削ってきます。返事をしてしまうと状況が悪化するので、ミュートをして見えないふりをしましょう。
悪霊に返事をしてはいけない
悪霊と会話をすると状況が悪化したり、霊がついてきたりします。安易に返事をしないようにしましょう。スルー推奨。
悪霊は合体して大怨霊になる
弱い悪霊も、条件がそろえば合体して大怨霊に変化します。こうなったら素人には手に負えません。素直にプロ(弁護士)に頼みましょう。もっとも群体となった悪霊は、プロでも手に余ります。悪霊が多く集まるような、負のスポットでの振る舞いには十分に注意しましょう。
悪霊は周囲の人々にも害を及ぼす
悪霊は呪われた本人だけでなく、周囲の人々にも霊障をおよぼします。特に自分の真名を悪霊に知られていると大変危険です。ここまで呪いが悪化をしたら、すなおにプロの除霊に頼りましょう。
無意味なお色気シーンに出演してはいけない
脈絡のないシャワーシーンが流れると、だいたい死にます。霊は美女のセクシーショットに吸い寄せられます。安易なお色気を投稿して注目を集める行為は、とても危険です。
権力や金でマウンティングすると死ぬ
「私を誰だと思っているんだ!」など、権力や地位、お金で悪霊を追い払おうとしても逆効果。だいたい死にます。社会的な権力は、霊にはあまり効果がありません。むしろ悪霊を引き寄せます。お金がある場合は、素直にプロにまかせましょう。
助けにきた友人はだいたい死ぬ
中途半端にオカルトに詳しい友人は、助けにきてもだいたい死にます。相談だけならよいですが、一緒に現地にいったり、除霊をしたりするのはやめましょう。プロに任せるべきです。
除霊のプロもたまに死ぬ
基本的に除霊はプロ(弁護士とか警察とか)にまかせましょう。ですが油断はできません。悪霊の中には、プロすら返り討ちにするような、首が180度回転するヤバイやつも多数います。ましてや秘境の神の怒りなど、プロも軽く消しとばします。やはり、最初から呪われないように振る舞うのが基本です。
真名を知れば退散させられる
多くの悪霊は、その真名を明かせば退治できます。ですが悪霊の名前を知るためには、霊能者と一緒に長い探索の旅をしなければなりません。探索の途中で死ぬ展開も多々あります。とても大変です。
悪霊と遊ぶと悪霊になる
自分は大丈夫… そんなふうに甘く考えて、悪霊と戯れたり利用するのはとっても危険。気がつけば自分も悪霊になってしまう、そういう展開ありがち。
倒したと思っても…
あの惨劇からX年…あの悪夢が、パワーアップして帰ってきた! 近日ロードショー!!みたいなことも起こりがち。
西洋のヴァンパイアは、伝染病のメタファーなのだそうです。吸血鬼が太陽や銀やニンニクに弱いのは、それが殺菌作用をもっているからなのですね。川を渡れない逸話も、川が感染源の移動を阻んでいたためでしょう。
怨霊や悪霊といったものも、人の悪意や恨みや怒り(とそこから発する現象)のメタファーとして生まれたのかもしれません。
このようにSNSのリスクは、ホラー映画の文法と多くが重なります。投稿をするまえに、「これはホラー映画で死ぬタイプの展開か?」と自問する。それだけでSNSでのリスクを、大きく減らすことができます。
こっからしたは、オススメのホラー漫画など(数行です)。高度に進化したホラー漫画はギャグと区別がつかない!noteが返金機能を実装したので、そのテストもかねて。
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