私が主役じゃなくっても

先日気になるツイートを拝見したので、私も勝手ながらそのことについて言及したいと思う。

内容を要約させて頂くと、「レズ風俗嬢は、お店のアカウントで病みツイするのは良くない」

ということである。

これに関しては完全に同意である。私は普段、個人的なこだわりとして、お嬢様方のことをお客様とは呼ばない、お嬢様方とのお約束のことをお仕事と呼ばないことを心がけている。お嬢様方にとって身近な存在でありたいのと、どうしてもビジネス感が出てしまうのでそうしないようにしている。

しかし、貴重な時間を割いて、日々大変な思いをして働いて得たであろうお金を自分との時間に使って頂いている以上、表向きではそう呼ばなくともビジネスとして成立しているのだから、最高に満足してもらえるよう努力することは当然の勤めである。

そういったことの『プロフェッショナル』である以上、お嬢様方に弱みを見せることは折角の彼女たちの期待に反することになってしまうと思う。落ち込んだり嫌なことがあったら、チラシの裏に書き殴ったり、フォロワーのいない鍵垢で誰にも見られないようにツイートするだけで十分である。

それでも、レズ風俗嬢の全員が全員完璧な人間で、いつでもニコニコハッピー!な存在であるとは思わない。私だって、元々根暗で陰キャで友達少ないし。笑

そんな私がレズ風俗嬢になったのは、詳しいことが知りたい方は私のnoteの最初の方にある記事を読んでほしいのだけれど(急に宣伝してすみません)、そういうニコニコハッピーな方々が太陽だとするならば、私はそれが眩しすぎる人たちの受け皿になって、そっと光を灯す月になりたいと思ったからである。太陽みたいな方々がいるから私のような人間も輝ける。それでいいと思っている。私みたいな人間も、きっと誰かにとっては必要だと思うから。

プロ野球で選手や監督を務めた故・野村克也さんの言葉にこんな言葉がある。

『花の中にはヒマワリもあれば、人目につかないところでひっそりと咲く月見草というのもある。王や長嶋はヒマワリ、俺は月見草。自己満足かもしれないが、俺はそれでいいと思っている。』

彼の選手時代に華々しくスター選手として活躍した王選手や長嶋選手がいたからこそ、野村さん自身も長くプロ野球選手として活躍できた。そんな姿をテレビ番組や本で知り、世代ではないけれどすごく感銘を受けた。こういう生き方もあるのか、と思えた。

長々と書いてしまった上にやや脱線してしまったけれど、結局のところ言いたいのはプロフェッショナルである以上負の感情を表に出すのは良くないと思う。でもそれも人間味。少しそれが溢れ落ちてしまうことだってあるんじゃないかな、世の中にはそういう人もいる。ということである。

正直、ニコニコハッピーをお求めの方には私を指名するのはおすすめできません。ただ人並み以上に楽しいことが大好きなつもりだし、話を聞くことも得意です。こんな私だけど、是非あなたに会えたら嬉しいな。


最後に

言及した元ツイートをされた方、関係者の方々が万が一この記事をご覧になっており、勝手に言及したことや内容についてお気を悪くされましたら大変申し訳ございません。何か問題が御座いましたら、お手数ではございますがTwitterのDMまでお申し付けください。直ちに対処させて頂きます。

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