日常にひとさじの幸せを
一つ前の記事とも似たようなニュアンスが含まれるかもしれないが、レズ風俗って利用までのハードルが高いなあ、と言われることがしばしばある。
確かにそうだと思う。男性向けの風俗店は色々なあり方(店舗型、派遣型など)が既に確立されており、更には女の子のタイプや価格帯などでも分類され、選択肢が多いと感じる。また、言い方は悪いかもしれないが、女性が風俗に行くということ自体まだ抵抗がある方も多いのではないだろうか。
表題の言葉は、私がある時からTwitterのプロフィールに記している言葉である。
ある時といっても何か思うところがある出来事があった訳でもなく、ただどういうことを信条にしてお嬢様やお兄様方に向き合おうか?と考えた時に思いついたのがこの言葉だった。
私と過ごす時間をものすごく楽しみに、そして特別な時間だと思ってもらえることは本望だし、とても誇らしいことだ。純粋に嬉しい。実際、「特別な日」としてご予約頂く方がほとんどである。
その日の為に新しいお洋服を着て来てくれたり、メイクを普段とは違うような感じにしてくれたり。自分を指名してくれた上にそんなことまでされたら、愛おしくて仕方がなくなってしまう。言葉では言い表せないくらいに。
もちろん、それはとても有難く嬉しいことなのだけれども、
ただ貴女が私を選び、会いに来てくれるだけでも本当に嬉しいのです。
だからもし、ろあに会ってみたいけど○○しなきゃダメだよな…と思うことがあるならば、そこまで気負わなくても、肩肘張らなくても大丈夫ですよと言いたい。
例えるならば、貴女のベースとなる生活がブラックのコーヒー1杯だとして、たまにはプリンアラモードと一緒に飲む日もあってもいい。また別の日にはそこまでしなくても、ただコーヒーにひとさじお砂糖やミルクを入れて、甘くして飲んでみる日があっても良いんじゃないかなと思うのです。
「特別な日」ももちろん良いし、日常に楽しい要素をちょっとだけプラスして幸せな気持ちになれるような「日常の延長線、だけどひとさじの幸せが加わった日」もあって良い。そんな気持ちでファーストレディを利用して頂くのもひとつの在り方ではないか。そんなことを考えながらこの言葉を書いた。
もっととは言わないから、もう少し気軽に、ふらっと行ってみようかなという気持ちでレズ風俗を利用できる世の中になって欲しい。そういう雰囲気作りをするのも私たちの務めだと思う。その為にはお値段の面や私たちキャストの露出(肌的な意味ではなく、SNSなどでどうアピールしていくかということ)も重要だと思うけれど、とりあえずそれは置いておいて、まずはハードルが高いとか取っ付きにくい雰囲気だといった考えを緩めてもらえたらいいなと思っている。
いつの日か貴女の日常にもちょっとだけお邪魔して、それが貴女にとってひとさじの幸せだと思って貰えるように、常にどうしたら喜んで貰えるかなと考えを巡らせる。
それが、私にとってのひとさじの幸せになるはずだから。
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