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ダブル・イフェクトとアルストロメリアと猫さん

こんにちは。グレフェスでの限定千雪さんがすごいですね。
ということで、noteを始めようと長いこと思いついに初投稿です。

早速本題の方にいきましょう。今回はアルストロメリアの新曲、『ダブル・イフェクト』のお話

今回のアルストロメリアについて

まずはこれを見てください

先日、シャニマスのゲーム内に来た『ダブル・イフェクト』の先行配信のお知らせなのですが、さらっと重要なお話がされてました。

【ガルディエーヌシリーズ】

ガルディエーヌ(gardiene)とはフランス語で「守護者」、特に女性の守護者を意味する言葉です。

アルストロメリア全員にこの名前が使われてるということはアルストロメリアのモチーフはただの天使と堕天使ではなくて、守護者としての天使と堕天使ということが分かりました。

ちなみにガルディエーヌのあとに付いているトルマリン、アメジスト、ホワイトパールは宝石であり、細かい意味は違いますがそれぞれにストレスを和らげたり、愛を意味する効果のあるパワーストーンでもあります。アルストロメリアらしいです。

まさかの先行配信のお知らせからここまで分かるとは思いませんでしたが、これらが分かった方によって『ダブル・イフェクト』についてもいくつか推測ができるようになりました。

推測その1、例の猫

今回の楽曲のモチーフカードでもあるアルストロメリア4周目SSR全てに写り込んでいる猫さん、初めは何故いるのか分からなかったけど、先程の情報から推測できることが1つあります。

前述のように、今回のアルストロメリアには守護者の意味があり、また、それぞれにモチーフとなる宝石が存在することから彼女らは「愛の守護者」と捉えることができます。

実はこうした「愛」と「猫」というのは神話的にも関係がある話で、猫をモチーフにした神といえばバステト神が思い浮かぶと思います。

バステト神は初め、人を罰する神として恐れられる存在でしたが、徐々に人間を病気や悪霊などから守護する存在や、性愛を司る神として捉えられるようになっていきました。そう、「愛」と「守護」です。

つまりSSRとジャケ写に映り込んでいる猫さんはアルストロメリアと同じ、愛の守護者であるバステト神のメタファーとしての存在なのかもしれません。

3人と1匹いたらめっちゃ愛を守護ってくれそう。

推測その2、ダブル・イフェクトについて

『ある行為の帰結を 意図(intention)された帰結と予見(foresight)される帰結とに区別し、 行為者が責任を持つのは、前者の意図された帰結のみであり、 いわば副作用とも言える予見された帰結ついては責任が問われないとする説。 つまり「わかってたけどわざとやったのではないこと」 については責任を問われないわけである。』

なんか難しそうでよく分かんないですよね。

簡単に言うと、皆さんがよく見るトロッコ問題に置き換えた時、片方を助ける選択をしたからといって、もう片方を殺す選択をしたわけではないということです。片方を助けた結果、もう片方は死んでしまったので本人的にはどうしようもないねん。Aを取るためにBはやむを得んみたいな。ふふ、分からん。

で、この小難しい意味を持ったダブル・イフェクトという曲ですが、

「二度と飛べなくなくても」や「例えば翼を失っても」といった堕天を表現する歌詞が並べられる一方で、その後には大体「君のためにずっと笑っていよう」や「君の元へそっと舞い降りるから」といった寄り添う歌詞が続いています。

ここでもう一度、ダブル・イフェクトの意味を思い出してみましょう。めちゃくちゃ砕いて言うと二兎追っても一兎しか得られないのがダブル・イフェクトです。

つまり、愛しているから君を守り続けたいけど、守るためには堕天しなくちゃいけないということであり、そして歌の主人公は君の笑顔を守るために堕天を選んだという意味が込められているんじゃないでしょうか。

君を守れるなら、君の笑顔が見れるなら、空を舞う羽も、天使や守護者なんて肩書きも全部いらない。それくらい大きな愛を捧ぐ歌がダブル・イフェクトなのかもしれません。

蛇足の余談

【四夜一夜物語】甜花ちゃんの思い出演出で、甜花ちゃんが落下するシーンがありますが、あのシーンは甜花ちゃんが黒い羽の持ち主であることから堕天を表現している、また、街中に落ちていくことから天使という神聖な存在から人間という普通の存在になることを表現しているのではないのかとちょっと思いました。

ちなみに羽の色が甘奈→千雪さん→甜花ちゃんと変わっていったり、昼から夕方、夜になるのはみんなご存知だと思いますが、3人がいる場所も徐々に高度が低くなっていて、人間に近づいている→堕天の経過を示しているのが分かるんです。

感想

たくさん書きましたが、以上が大体のダブル・イフェクトの考察になります。

アルストロメリアの新曲、今回のCDシリーズの締めということもあり本当に楽しみです。僕はCD派なのでフルで聴くのはもう少し後になりますが楽しみすぎて昼夜逆転しそうです。

劇場版アルストロメリアED曲anniversaryも早くフルで聴きたいです。ライブでほのけが泣く未来しか見えん。だからコロナはさっさと死滅してコールができる対面ライブをさせてくれ。配信ライブじゃオタクは満たされない。

というわけで、長い文章読んでいただきありがとうございました。

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