ブライトアゲイン
新年早々、一口馬主9年目にして初めての重賞挑戦が佐賀で行われた。
結果は芳しくなかったが、長年の夢がひとつ叶った瞬間だった。
それから僅か1ヶ月。突然の知らせが飛び込んできた。
「ブライトアゲイン、クイーンカップ出走」というものだった。
これまでの成績から、人気がなく勝ち目は極めて薄いというのは分かっていたが、口取りに応募し当選。僅かな期待を胸に東京競馬場へ向かった。
パドックで待機していると、緑色のゼッケンをつけたブライトアゲインが登場した。
周回中はあまり落ち着きがなかった。前の馬がさらに落ち着きがなく、それが影響したかもしれないが、特別パドックは気にしないから個人的にはどうでも良かったのだが。
石橋騎手が跨り臨戦態勢へ。地下場道を通りターフに出てくるとまさかの光景が。
突然立ち上がってしまったのだ。あわや大惨事になるかと思ったが、石橋騎手は冷静で落ちる気配が全くなかった。単純に騎手の凄さを見た気がした。
その後は落ち着いて気分良く駆け出したのでホッとした。
そしてファンファーレが鳴り響きゲートが開いた。スタートは良く2番手につけた。ペースにもついていけ、直線に入っていくと思ったより食らいついたが12着となった。
またも結果は芳しくなかったが、どんな形であれこの時期に勝ち上がれたから出来た挑戦だ。
楽しい1週間だった。
ありがとうブライトアゲイン。
次回は共同通信杯予想としよう。