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はじめまして、むぎです。


小学校低学年の双子の子供がいます。

思い返せば…0歳児の頃からよく泣く子でした。初めての育児だったので「子供ってこんなものなのかな?」と思っていました。

少しの光や音でも泣いて起きる事がありました。子供が夜寝た後、寝室の隣の部屋の電気をつけると泣く・菓子パンの袋を開ける音で泣く等…ワンオペだったので暗闇で音を立てないようにひっそり過ごしてました

2歳前後のイヤイヤ期でもよく泣き叫んでました。それもまた「子供ってこんなものなのかな?」と思っていました。ただきっかけは忘れたんですが、初めて保健センターに相談に行きました。個別観察をして頂けましたが、特にそこから繋がる先の紹介はありませんでした。「外でではなく家だけで泣くのは良い事」「お母さんの事が好きなんだね」という言葉でした。

今思えば2歳児クラスで通っていた保育園時代が一番過酷でした。泣き始めると2-3時間は泣き止まない。朝起きて泣いて、また帰宅後すぐ泣いて。抱っこ紐の中でパンを泣きながら食べてもらい、そのまま散歩へ行き、結局寝た日もありました。(きっかけはこれかもしれませんね…正直記憶がないです…!!)

そして4歳前後…本当に皆こんな子育てをしてるの?子育てってこんなにハードモードなの?という疑問が出てきました。

周りでは3才神話=3歳前後で楽になるよ、が現実になってる方が多くいました。個人差あると思ったので待っていました。4歳になってもまだまだ1-2時間は泣く日々だったので、「あれ?」と思いました

発達障がいなのではないか、とまでは発想が至りませんでした。ただ「何かが違う」「育てにくい」と感じてました。だったら、この子達の育てにくさの正体は一体何なんだろう。毎日のような癇癪・泣き叫びに、私の心がもたない。誰か助けてほしい。この闇から抜け出したい。どうにかして今の生活を変えたい。そんな気持ちでまた保健センターに相談に行き、K式発達検査を受けました。

結果は「普通」 普通の範囲内なので行政の支援は得られない。

絶望しました。誰か助けてほしいと思った結果、誰にも助けてもらえないことが分かりました。

この絶望感に「またか…」と思いました。子供達は双子です。ワンオペ双子育児でした。お金を出さないと助けてくれる人はいません。双子というだけでは行政の支援を受けられません。自分の力で乗り切るしかない。自分の体力・気力をふり絞るしかない。その経験から「またか…」再来でした。


その頃、HSC(HSP)という概念に出会いました。(※HSPは諸説あり、医学的診断名ではない事から"概念"という表記にしました)"HSCあるある本"を読み、子供達の様子が正にこれだ!!と衝撃を受けました。癇癪を減らしたかったので、対応策を読み込み実践しました。TwitterでもHSC保護者の方と繋がるようになりました。

Twitterでは私の知らない知識や、困り感のある子を育てるために試行錯誤をしてらっしゃる方々と出会いました。そこで初めて発達障がい(ASD・ADHD)なのではないか、と思ったことがあります。でも一般的に言われてる特徴を照らし合わせると、違う気がする。でもHSCって医療従事者からは根拠がないものと見られている。じゃあ、何なんだ!?と思い、発達障がいの本を含め調べました。

すると、不思議な事に名称は何であれ、対応策は似通っている事に気付きました。細部は違うけど根本は同じだと感じました。私にとって必要なのはラベリングではなく、対応策なんだと実感しました。

その後は年長でも再度限界を感じて自費で支援先を探したり、小学校入学に向けての色々があったり、入学後スクールカウンセラーの薦めでWISCを受けたり…という話がありますが、それはまた別の記事で(いつか書きます)

今は、子供と一番長く接する私自身が笑顔でいられるために、自分を守ることを第一優先にしてます。そのために自分の仕事を減らす事になり、世帯収入が減り、キャリアダウンに繋がります。でも今はそれしかない、と葛藤し続けて、最近ようやく腑に落ちたような気がしています。

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