令和3年度第2回 電気通信主任技術者 伝送交換設備及び設備管理 問1(1)

電気通信主任技術者の出題は、分野がとにかく広い点が厄介である。しかも古い規格も問題中にそれなりに出てくる。
業務でCATVを扱っていれば簡単だが、そうでなければなかなか勉強の意欲も湧かないのではないだろうか。せめてもの対策として、今その分野ではどのような技術やビジネスが注目されていて、なぜその様になったのか簡単にでも調べて知識を定着させたい。
下記のサイトによると、HFC方式は依然6割程度の事業者で採用されているが、10G-PONへの置き換えが進んでいるようだ。
APRESIA SYSTEMS
https://www.apresia.jp/solution/tibit_pon.html
このサイトを見ているだけでも、(ア)だけは外さなくて済みそうである。

(ア)は⑩HFC方式
(イ)は⑦流合雑音
これも覚えるしか無いが、下記のサイトに有るような問題があることを知っていれば、分野外でも記憶に残りやすい。
東京ケーブルネットワーク:流合雑音による通信不良について
https://www.tcn-catv.co.jp/support/ryugo/

(ウ)は③DOCSIS
知らないと難しい問題。
IEEE 802.11は比較的有名で選択肢から除外しやすい。
わからないとすればITU-T .V90とAnnexAだと思うが、どちらも古い規格で馴染みがないのではないか。

出典:

https://www.dekyo.or.jp/shiken/assets/files/articles/40/files4062baa3f31d037.pdf


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