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はじめての抗体検査(おまけ書き足し)

6月15日、当時通っていたホットヨガスタジオから案内がきた。

「抗体検査受付開始のご案内」

新型コロナウイルスの抗体検査を無償で提供してくれるらしい。私たちが安全にスタジオに通えるようにするため、またデータをとってそれを研究に活かすためだと書いてあった。

当時、というか今もだが、在宅勤務を続けているので、通勤・通学をしている方々よりはリスクは少ない生活をしている。

しかし、どこにも出かけていないわけではない。どこで感染するかわからない。

無症状だったけど、かかっていた可能性もある。興味があったし、無償だったのですぐに検査キットを取り寄せた。

7月2日には届いていた。

しかし、オンライン診療の予約が全く取れなかった。

まさかやり方が間違っているんじゃないよね?

そう思って電話窓口にも問い合わせたが、予約が殺到している、新しい予約可能日を解禁する日は教えられないので気長に待って欲しい、という回答だった。

1週間くらいはこまめにオンライン診療アプリを見て空きがないかチェックしていたが、いつまでたっても空きが出てこない。

心が折れた。もう受けなくてもいいや。

そして丸2ヶ月が過ぎようとしていた8月31日、ようやく予約が取れた。

なぜ、予約が取れたのか?

偶然が重なった結果だった。

このオンライン診療アプリが友人が勤めている会社の製品で、たまたま薬剤師の友人から連絡が来て診療アプリについて連絡をした。

本題を話つつ、気軽に文句を言える仲なので、「そういえばさ、抗体検査の予約びっくりするくらい取れないんだけど」と軽いノリで苦情を伝えた。

そうしたら「今は取れるみたいですよ」と回答がきた。

久しぶりにオンライン診療アプリを使って、空き状況を見る。そうすると、今まで先に進めなかった画面から先に進む事ができた。

こうして、私の手元にある抗体検査キットは陽の目を見ることになった。

オンライン診療の予約の前に開けて使えなくなったら、危険だと思い、パッケージを開けていなかった。

画像3

よく見ると11月まで、と書いてある。意外と短い。放置し続けたら、検査キットの使用期限が切れているという悲劇が起こっていた。危ない、危ない。

試薬って意外とデリケートなんだ、と元MRとは思えない雑な感想を抱く。

自分で採血をして、結果の写真をとって、その診断結果をオンラインで聞くというシステムだ。

IgMとIgGという抗体を見るらしい。

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採血なんて自分でした事がない。最初針が出てこない方で必死に指を刺していた。どうりで、かなり圧をかけても血が出ないはずだ。

血液をスポイトで吸って試薬のところに垂らすのもなかなかうまくいかなかった。一度吸った血液がスムーズに落下ポイントに落ちないのだ。

↓このSの部分に血液を落とす。

画像4

血があまり出てこなかったので、もう1箇所刺すことにした。今度はよく血が出た。

数分経つと線が現れた。

結果どう出たのかな?気になったので、ググってみた。ググればある程度のことは出てくる。

案の定検査結果が出てきた。

画像2

このやり方がよかったな。

血液を採って保存液でかさを増やして、試薬に垂らす。

私は血液を試薬に落として、保存液を3滴垂らすやり方だった。

ちなみに、これ以外にもたくさん結果を示す画像が出てきた。

結果はわかっているが、明日オンライン診療で結果を聞く。

この検査結果としては、たぶん、陰性だ。

何の保証にもならない結果だけど、これまでの生活が間違っていなかった事が示された結果になると思う。

しばらくは新型コロナウイルスとの共存が必要な世界が続く。

これからも気をつけて生活をしつつ、ニューノーマルの世界を楽しむ術を見つけていけたらいいなと思う。

【8月31日】

昨日オンライン診療で結果を聞いた。ググった結果通り、陰性だった。検査は完璧ではないが、3ヶ月前の5月下旬から、検査1週間前の8月中下旬にかけて、私は新型コロナウイルスにかかっていた可能性はほぼないという結果だった。

ひと安心だ。

「何か聞きたいことありますか?」

と担当者(名前は名乗ってくれたのだが、職については言ってくれていない。医師かどうかわからないからこう書く)が聞いてきたので、気になることいろいろ聞いてみた。

①この案内で、今までどれくらいの人が無料抗体検査を受けたのか?
②新型コロナウイルスの抗体保持率は?
③このデータってどうなるの?

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