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FIVESTARS MAGAZINE 006 THE MADNA INTERVIEW



★ 昨今始動したバンドの中で、僕的には最も勢いも実力も注目度も高いバンドのひとつと言えるTHE MADNAの皆さんですが、そのTHE MADNAがどんなバンドなのかが伝わるインタビューができればと思っております。少し振り返る形になりますがあらためてTHE MADNAの結成の成り行きやコンセプトを教えてください。 二年ぐらい前に涼太の前やってたバンドが解散して、俺と太嘉志がやってたバンドが活動休止って形になって、たまたまそこで三人が同じ場所でご飯する機会があったんですよ。そこでお互いがバンドメンバーを探してるということでちょっと話してみようになって、お互いこんなバンドが今後やりたいみたいな話とか、そんなような話をしていくうちに一緒にやってみるみたいな形で一緒にやることになりまして、その後しばらくずっとドラムが見つからないって状況が続いたんですけど、ちょっと知人の紹介で理緒くんのドラムを俺と涼太で観に行くことになって、いいドラムだったので声かけさせてもらって、四人揃ったという感じですかね経緯としては。


★ THE MADNAのコンセプトはいつぐらいに決まったんですか。

 俺と太嘉志がバンドやろうって時から色々曲を作って溜めてたりはしてたんですよ。そこでボーカルが涼太に決まった時に元々あった曲も涼太に合わせてアレンジしなおしたりとか涼太が加わったことにより涼太に合わせて曲を作っていく中で初っ端からこのコンセプトでいこうという感じよりかは、あったデモに涼太の声を入れてみてっていうのをやってる作業の中でだんだん出来上がったっていうイメージですね。

★ 涼太さんはTHE MADNAとしてのボーカルのスタイルが出来上がったのでしょうか。ご自身の中ですでにあったものだったのでしょうか。

涼太 曲になっちゃうすけど「graffiti days.」と「MAD GAME」ができた時にこれだなみたいな。スタイル的にはあれが一番ベースになってるって感じですかね。自分が今までやりたくてもできなかった音楽、表現したくても表現しきれてなかったことが今ようやく実現できてるTHE MADNAになって。

★ THE MADNAだからできてることがあるということでしょうか。

涼太 そうですね。今まで音楽やってきてバンド組んできて、そのバンドでは出来なかったっていうものがTHE MADNAでできたって感じですかね。

★ もう少し具体的にTHE MADNAがどのようなバンドなのかを言葉で伝えるとしたらどんな言葉で説明出来そうでしょうか。

涼太 とにかく自由ですよ。何にも囚われてないですし好奇心の塊みたいなバンドですね。こんなんしてみようとか、あんなのしてみようみたいな。ヴィジュアル系っていう枠の中に囚われてない。もっと視野を広げてるバンドですね。


★ 楽曲だったりヴィジュアルイメージをメンバーの皆さんで話されたりすると思いますが、そういう時にTHE MADNAらしさみたいなものの基準はあるのでしょうか。

涼太 あまりないですね。なんかみんな自然と多分同じ方向に向いてはいるんで、ぽくないとかっていう話はあまりないですね。

★ 太嘉志さんは楽曲を制作する際は、THE MADNAっぽさというのはどれくらい意識されるのでしょうか。

太嘉志 あまりそこは考えてなくて、それこそとりあえずいろいなものを作ってみて、そこのファーストインパクトでぽくないよねとかっていうのは、可能性を潰してる気がしちゃって、まず試しにやってみようかっていうスタンスでみんなが参加してくれるので、それで新たなTHE MADNAらしさが生まれたりとかする部分があるので、楽曲を作る部分では意味でいい意味でTHE MADNAっていうものを特に考えてなくて自由に作ってますね。あまり囚われずに、メロディーとか歌詞になってくるとまた変わってくるんですけど、楽曲のトラック部分で言ったらあえて自由にいろいろなジャンルの要素を組み込んで表現してます。

★ 理緒さんはTHE MADNAらしさをどのように考えていらっしゃいますか。

理緒 そうですね。ヴィジュアルイメージとかもみんな個々に自由にやってるんですけど、なんかそれぞれの持ってるものが一つの方向に向かってるんじゃないかなって。自由にやってる中でこれがTHE MADNAだって言えるものがそれぞれ出来てると思うので、そういうらしさとか、らしくないねという話は本当になくて、それぞれが持っているものでTHE MADNAと言える集合体になっていると言えます。

★ 音源としてはこれまでミニアルバム二枚とシングル一枚をリリースされています。始動半年と少しですが、比較的ハイペースなリリースだと思いますが、「Beautiful inferno」は一枚目の作品とは思えないほどの完成度で一気にそれでTHE MADNAの名前が広がって注目度も高まったと思っています。これまで活動されてきて、ファンの皆さんの反応や今のバンドの状況をどのように受け止めて、どんなことを感じていらっしゃいますか。

涼太 最近いろいろいろなところで言ってるんですけど、ようやくバンドらしくなったなというのは凄く実感していて、始動仕立てから数ヶ月っていうのはやっぱりメンバー個々に見られてる感じがあったんで、それをライブしてても感じてて、それがようやくひとつになれたって感覚がありますね。四人がひとつになれて、お客さんもバンドとしてしっかり見てくれるようになったっていうのが凄く嬉しいことであり、これからもやっていく上で強みですね。

太嘉志 最近、新しくTHE MADNAを観にきましたとか、友達連れてきてハマってくれましたとか広がりをすごく感じるので、ようやく世間がTHE MADNAに追い付いてきたかなってところは感じますね。本当に広がりを感じて世間に広がってるイメージなので凄い嬉しいです。

 そうですね。最初からそうだったと思うんですけど、時間が経つごとにどんどんバンドの悪ノリが強くなってきてるというか、いい意味でなんか"あれやっちゃう?"みたいな悪ノリがだんだん強まって、お客さんもその悪ノリについてきてくれてる感じみたいなのを最近すごい感じてて、ある意味そういうバンドのらしさっていうものが浸透してきてるのかなってここ最近感じます。

★ やはりバンドの勢いと実力が伴ってるから、その悪ノリが許されるというか、着いていきたいということもありますよね。何をやっても無敵みたいな感じがします。

 勢いと実力が伴ってますね。笑

★ それだけ自信もあるってことですよね。

 自信はありますね。自信持って世に出してるっていうのはあります。

理緒 始動からライブを重ねて思ってきてることではあるんですけど、ライブが楽しくてしゃーないっていうのがまずあって、スタジオ練習だけでは得られないグルーヴ感だったり、ライブ感がどんどん強くなってきて、良くなっていくのを感じていて未だにそれを感じるのでどこまで良くなっていくんだろうって楽しみもあったりします。


★ 最新シングル「GiANT KiLLiNG」。タイトルからして、THE MADNAらしい挑発的なシングルだなと思いました。この曲の歌詞はどういう想いで書かかれた作品になるでしょうか。

涼太 これも結構言ってるんですけど、今年に入って人生で初めてワンちゃんを飼いだして、結構自分の中でライフスタイルだったり、凄く変化があって、実家でも大型犬二匹飼ってるんですけど、すごいうちの子はちっちゃいんですよ。生後三ヶ月くらいの時に実家に連れていって大丈夫かなって思ったんですけど、二匹がやっぱりうちの子に凄く吠えたんですよ。それで怖がるかなと思ってたら負けじと吠え返して、その二匹に立ち向かう姿を見た時にグッときちゃって、それを見た時のことをきっかけに歌詞を書き出したっていうのがあります。その時の俺らの状況とリンクしててすげぇいろんなバンドとの対バンしてる時期で、一切情報もないバンドだったり、先輩バンドだったり、年下の子達のバンドだったりとか隔たりなく対バンしてる時期だったんで、そういうのもリンクして、その戦う姿勢みたいな、常に戦闘体制でいなきゃって感じて書いたって感じですね。

★ きっかけはワンちゃんだったんですね。

涼太 きっかけは完全ワンちゃんですね。最初のファーストインパクトとして「MAD GAME」にそういう部分を落とし込んだんですけど、さらに段階を踏んだ上で「GiANT KiLLiNG」で書けたって感じですかね。

★ 今もお話にありましたが、本当にいろいろなバンドさんと対バンされていると思いますが、多くのライブを経てどんなことを感じていますか。

涼太 そうですね、俺らこのシーンにあんま媚びたり、寄せてたりはしてないので、ちょっと受け入れづらいのかなとか最初思ってたんですけど、意外とお客さんもノリが良くて受け入れられてるっていうのはやってて凄く嬉しいですね。

★ 僕も何回かライブを観させてもらってるんですけど、THE MADNAみたいなバンドをみんな待ってた感をちょっと感じてます。

涼太 うわ、まじすか。

★ 明らかにこのシーンに刺激を与えてるバンドだなって思います。

涼太 ありがたいですね。堀田さんにそう言われると10年に一つの逸材みたいな感じに思ってます。

★ そう思っていいと思います。

涼太 十年だとちょっと短いんで百年に一つの逸材とかにしといてください。

一同 笑

★ 皆さんはいかがですか。このシングルを発売していろいろな対バンを経て、このシーンに対してTHE MADNAの存在って凄く刺激を与えてると僕は感じているのですが、多くのライブを重ねてきてどんなことを感じていらっしゃいますか。

太嘉志 そうですね。ちょっと質問の意図と変わっちゃうかも知れないんですけど、あまり自分は人見知りなので今まで対バンとかでも他の方と話すこととか交流を持つことってあまりなかったんですけど、THE MADNAになってからTHE MADNA自体の雰囲気も良くて、話しさせてもらうことが多くなったんですけど、めちゃくちゃどのバンドさん達もいい人達でヴィジュアル系って最高だなって最近思って、みんなで盛り上げていきたいなって思ったり、ライブしてお客さんもいい感じだし、ヴィジュアル系ってやっぱ素敵だなって思って頑張っていきたいなと思いました。ライブしてTHE MADNAもいいなってヴィジュアル系もいいなって対バンのバンドさんも素敵だなぁとかみんなも最高だなって思ってます。

 自分自身、THE MADNAに限らず今までのバンド人生で対バンする人から影響すごい受けるんですよ。ライブ観たりとか楽屋とかで一緒にいたりしてすごく影響受けることって沢山あって、最近気づいたというか、今までなんで気付かなかったんだろうって思ったんですけど、もしかして自分も対バンしてる相手に影響を与えてることがあるのかなみたいなことを、思い上がってる訳ではないんですけど、自分がそうであるように同じく対バン相手に自分たちが影響与えてることもあるのかなって。なんかそれって自分で言うのは恥ずかしいですけどTHE MADNAがやっぱりヴィジュアル系界の中で異質な存在であるからこそ、そういうことを思うようになったのかなって、対バンする時とか思いましたね。

★ 絶対そうですよね。THE MADNAの存在ってやっぱり特別になってきてますよね。

 そう思っていただけてたらありがたいです。

★ 理緒さんはどうですか。

理緒 今、対バンしているバンドってほとんどがコロナ禍を耐えてきたバンドなんで、そういう自力の強さとかを持ってるバンドさん達だと思うんで全部打ち倒していきたいなって思ってます。

★ ありがとうございます。是非、THE MADNAの皆さんにはこのシーンをぶった切って欲しいと願っているんですけど、今後のTHE MADNAの皆さんが目指しているものだったり野望をお聞きしたいのですが。

涼太 まずは俺らはこのヴィジュアル系っていうシーンで戦ってるんで、まずそこの頂点とってそこから他ジャンルに殴り込みに行くって感じですね。

★ 涼太さん的にはどこまでのビジョンをお持ちなのですか。

涼太 やっぱ、この日本という国の中だけじゃなく、もっと地球規模でやっていきたいですね。

★ それは日本以外の世界にも出ていきたいってことでしょうか。

涼太 出たいっすね。結構ありがたいことに海外のお客さんとかもちょいちょいいたりとか、YouTubeのコメントとかもほぼ外国で、自分たちが見えてない部分でもちゃんと届いてるんだなぁっていうのが凄く感じているんで、行かなきゃっていう使命感もありますね。

★ THE MADNAは全然いけそうですよね。

涼太 あ、本当ですか。行きたいっすね。なんかうちの社長とかも行かせたいって最初からずっと言ってて、絶対行かせるからって言ってもらってるんでタイミングを見計らって行きたいなって感じですね。

太嘉志 やっぱりやってるからには武道館はやりたいですね。アーティスト、バンドマン、ギタリストとしてはやっぱり言うの恥ずかしい風潮もあると思うんですけど、言っときたいなって。やっぱりそこは日本で目指したいなっていう野望はTHE MADNAでありますし、ただその根本は自分は大人数に見てもらいたいとかって言うのはあんまりなくて、やるからにはいろんな人に見てもらいたいし、日本以外のところでもやりたいんですけど、本当に一人でも多くTHE MADNAを通じて音楽を通じてライブだったりを通じて人を少しでもハッピーだったり、ポジティブにプラスに生きる活力になってくれればいいなって思って音楽を作ってるんで俺は。一人でも多く広がってくれれば、一人でもいてくれればって感じなんですけど、それをやめずにというか止めないことですね。それが繋がって武道館が出来たらいいなっていう感じですね。海外にももちろんいきたいですし。

 涼太が言ったことも太嘉志が言ったこともやっぱ自分の中にもあるもので同じことになっちゃうんですけど、やっぱまずは日本全国まだTHE MADNAで行ってない日本国内の場所もたくさんあるので、まずは日本のいろいろなところに行って、海外も。俺が行ってみて思ったのは別に日本と変わらないっていうか、喋ってる言葉が違うとか肌の色が違うとか、日本にも海外の方はいますけど、別に同じ人間なんだって思って。なんか海外の人と接したことない時って違う生き物のように感じてたんですけど、いざ接して見るとなんだ言葉は違うけど同じ人間じゃんみたいな。なんかそういうのを感じて、壁を感じてないんで日本全国を回ったらその延長線上に海外があるだけで、そしてやっぱり最終的な目標としては名古屋HOLIDAYソールドアウトですかね。

★ 本当に?急ですね?(笑)

 ワールドツアーした後々に。そこが着地点ですかね。(笑)

★ ワールドツアーが先なんですね、そこが着地なんですか、今武道館の話をしてたのに?

太嘉志 セミファイナルだな武道館は。(笑)

 武道館を経て。(笑)

★ そんな名古屋出身の理緒さんはいかがですか。

理緒 メンバーが言ってた大きいところでやりたいのはもちろんあるんですけど、名古屋で活動してきた身としてはまだやってないElectricLadyLandワンマンだったり、ダイアモンドホールワンマンをやりたいなって気持ちは凄く強いです。名古屋時代経験できなかったことがそこに置き忘れてきてるんで実現していきたいと思ってます。

★ そんなに名古屋に寄せなくても。。(笑)

一同 笑

理緒 そりゃもちろん、他にもいろんな野望はありますけど、そこは絶対やるぞって気持ちでやってます。

★ 今のTHE MADNAの勢いを止められる人はいないと思うのでどんどんやって欲しいなと思いますし、これからも期待しています。

一同 ありがとうございます。


★ では最後に読者の皆さんにTHE MADNAのライブに行きたくなるようなメッセージをお願いします。

理緒 いろんな楽曲といろいろなヴィジュアルの持った人間の集まりなんで凄く楽しいバンドです。よかったら来てください。

 ポロリもあるかもよっていうことですかね。そんな期待を持ってきて欲しいですね。(笑)

太嘉志 さっき理緒くんが言った名古屋での叶えたい野望っていうのは、同じメンバーである俺の野望でもあるので、まずそこは絶対叶えたいと思っています。名古屋出身の方だったり名古屋の人って名古屋愛すごいあるって俺は思ってるので、名古屋愛がる人は、理緒くんも名古屋愛があると思うので、その名古屋愛持ってる人への名古屋愛を叶えたいってやっぱり思っちゃう。これを見てる名古屋愛ある人は、名古屋を愛してる人の野望は名古屋愛がある人は一緒に叶えなきゃいけないっていう名古屋愛っていうものがあると思うんで、是非名古屋愛を持ってる人はTHE MADNAに来て、理緒くんの名古屋愛に対する野望を一緒に叶えて欲しいなって思います。そこからTHE MADNAを聴いてもらってでも全然いいんで、まず名古屋愛を持ってる人間がTHE MADNAにいるんだから来てくれとっていう感じですね。

★ 名古屋をどうしたいんですか。(笑)

一同 笑

太嘉志 どうしたいっていうか。名古屋は本当に理緒くん好きなんで少しでも名古屋いいっすよね。(笑) 結構、真面目に言ったつもりだったんですけど変な感じになっちゃった。(笑) とりあえず名古屋愛を持ってるメンバーがいるからこれを見た名古屋愛をある人は一回。。。

 またやるんかい、それ。(笑)

一同 (笑)

太嘉志 一回、THE MADNAに来てもらえれば、、来るしかないよね、名古屋愛持ってる人がいるバンドには。THE MADNAだけじゃなくても名古屋の公演は絶対、それでそれが重なって理緒くんの野望が叶う日まで俺は名古屋で生き続ける。

★ はい。。。

涼太 ライブに来場されたお客様のおよそ98%の方が満足感を得られたと今、立証されてます。人によっては痩せたという実感と毛が生えてきたなどの体験談も寄せられているので、まずはお試しに来ていただいて満足感得られなかったら全額返金させていただくんで。

★ するんですか。(笑)

涼太 はい。お待ちしております。もし満足度得られなかったというお声があったら全額返金させていただくんで、それぐらいの自信を持って提供させて頂いております。

 勝手に。(笑)

★ それだけの保証も自信もありますから。

涼太 そうですね。100%の保証でやらせて頂いております。むしろ倍にして返金します。こちらが損してもいいぞというぐらいの気持ちでやらせてもらってます。それぐらいの自信があるということです。

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