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2019年お疲れ様でした。2020年もよろしくお願いします。
新しい年になって、過去のことを書くのはなんだか気がひけるけど、吐き出しておきたいことは正直に書いておこうと思ったのでごめんなさい。
2019年お疲れ様でした。
もうお疲れ様でした。という言葉しかなくて、年末の主催ライブの最後にもステージで言ったけど、多分この仕事を始めて20年で一番大変な一年だった気がします。もうそのほとんどの出来事は自分の中で消化したので今更、それをどうこう振り返るつもりはないのでそれを具体的に振り返る事はもうしません。
年末は毎年開催させて頂いている主催ライブをCLOSE TO HAPPINESSというタイトルを復活させてやることが出来ました。このタイトルは、幸せのすぐ近くという意味を込めてつけたタイトルなんだけど、ある出来事をきっかけにこのタイトルは封印してきたもので、今年もう一度使わせてもらった。封印した理由は、簡単に言うと幸せってなんだ?って自分の中でのその定義を見失った時期があったからなんだけど、今思うと情けない理由だなぁ。
で、なんで復活させたかっていうとタイトルに再考という副題をつけたところにその意味を込めました。そう、もう一回目を逸らさず考えようと。考えようというか、考えさせてくださいという言葉の方が正しいかな。皆にそれを押し付けるのも違うしね。だから再考の部分は、僕個人のパーソナルな意味が強いかもしれません。皆さんはそんなこと関係なく、楽しんでくれていたら幸いです。まぁそれはいいとして、今年も沢山のバンドの皆様に出演頂いたことにとても感謝しています。なぜChantyに大トリをお願いしたかは、トークイベントでも話したし、来てくれた人にはちゃんと伝わっていると思うのでここでは言いませんが、自分的にもその日出演してくれたバンドの皆さんもそこに居てくれたお客様にもちゃんとそれが伝わる素敵なライブでした。
次の日、僕はお店をスタッフにお願いして東京の両国国技館にR指定を観に行きました。凄く広い会場で、この公演をもって凍結期間に入ることもあって沢山の関係者の方もいらっしゃってたようでした。メンバーはいつも通り最高に格好いい5人で、47ツアーの楽しいエピソードで笑わせてくれたり、凍結を出来るだけネガティブにしないようにしてくれている優しさが演出からも感じられるライブでした。そのお陰か僕もライブが終わるまでいつも通りライブを楽しめたし、ちゃんとメンバーの口から凍結の理由やファンへのメッセージをその場所て聞けたことはよかったです。
会場や、帰りの新幹線は大丈夫だったのに何故か地元に帰る在来線の満員電車の中で涙が止めどなく溢れてきて、その涙はR指定の事が原因だとさっきまで思っていたけど、それだけじゃなくて自分への一年お疲れ様でした。なのかも知れないと今これを書きながら思っています。40過ぎのおっさんなのに恥ずかしい思いをしたけど本当にマスクをしていてよかったし、まだちゃんと泣けるんだなと少しだけ安心しました。
あとあのタイミングでR指定の「青春」を聞いたらあかんわなと。。。苦笑
これからも泣いたり笑ったりしながら、大切なバンドとファンの皆様と共に許される間はその場所にちゃんといようと思います。
2020年に入ってもう10日になろうとしているのに、今やっと文字に出来るまで感情が落ち着いてきたのでこれからちゃんと前に進みます。
今年もよろしくお願いします。
2020年も自分の弱さを受け入れて、知ったような口を効いていく。
2020年1月9日
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