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【第1471話】街中で人が倒れていたら

こんにちは。小川です。

昨日クラブの周辺を歩いていると突如「きゃーー」という女性の叫び声が前方から聞こえてきました。

よくよく様子を窺うとご年配の女性が倒れており、その周りに2名の女性が救護をしていたのです。

その周りにも大勢人が歩いているのですが誰も手助けしようとしなかったので事情をのみ込み思わず駆け寄って私も救護に加わりました。

ご年配の女性は意識はあるものの汗を大量にかかれており手足は少々痙攣をしており自力で立つことができませんでした。

見立てからすると貧血と脱水による体調不良だと思ったのですが水を飲みしばらく話をして体調の確認をしてもご本人は大丈夫と言いますが回復する様子もなかったので一緒に救護している女性と相談の結果、救急車を呼ぶことにしました。

その間そのように至ってしまった経緯についてご本人が話をしてくれたのですが、日頃は自宅にいることが多く久しぶりに外出をして少し歩いたら急に気分が悪くなったとのことでした。

年齢は80歳ということでこの猛暑ですから外出を控えて冷房の室内にいることが多かったのだと思います。

その日常から用事があり外出をしたら体調不良となったということなのでしょう。

毎年夏になると熱中症で救急搬送されるケースは多発しますがこうした生活習慣が余計に熱中症を引き起こしているとも思える出来事でした。

こうした冷房内で過ごしていることがダメだとは全く思いませんが、体力を低下させていることは一つの事実としてあるということを忘れてはいけないと強く感じましたね。

冷房を掛けましょう、こまめな水分補給をしましょう、ということは口癖のように言われていることですがこれが絶対的に正解というわけでもないことは知っておかなければいけませんね。

またトレーナーとしてはこうしたケースに対応出来るかということもとても重要だと思いました。

私も今までも訓練は幾度となくしてきましたが、実際にクラブ外で救護をしたのは初めてのことです。

訓練をしておいてよかったとは思いますがそれはあくまで訓練であって実際と訓練とは全く状況が違うということもよくわかりました。

目の前で人が痙攣しているというのは少なからず怖さはありますからね。

改めて色々と考えさせられる出来事でした。

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