365日色の話 神戸の友と私と「最後の晩餐」そして、「真珠の耳飾り」! 神戸、長崎、福岡の旅2日目。
7月3日神戸2日目。
天気は晴れ。時々曇り。
旅行の前に
「淡路島、どこに行きたい?」と神戸の友。
「どこがいいかな、おまかせします。どこでも楽しみ!」
「久しぶりに、友と会うための旅だから」と私。
以前にnoteにダヴィンチの「最後の晩餐」を
ミラノで見た時の大変さと修復後の作品が、
ダヴィンチの求めていた最終的な作品なのかと書いていて、
「大塚美術館では「最後の晩餐」の修復前のものと、今のものがある」
と神戸の友が知らせてくれていました。
私は見たい!と言っていたので、
それを気にかけてくれたんだと思います。
今回はそれを確かめる旅になりました。
当日。
私と夫はシャトルバスで三宮駅に出て、
地下鉄で学園都市前駅に行き、
(その間もバタバタ、おたおた)
そこで、待ってくれていた神戸の友とご主人と合流。
会えたぁ~
久しぶりの友は相変わらず元気で可愛かったです!
ココちゃんの絵の作家のご主人とも
ご一緒に美術館うれしかったです。
きのうの待ち合わせ混乱事件があったので、
細かく詳しく、行き方をメールしてくれていたのです。
友の気遣いいつもすごいのです。
車で
めざせ、鳴門市大塚国際美術館!
「小さいときから、夢の懸け橋ってみんなが言っていたよね。」と友。
「そうだね」とじんわりしながら私。
車の中では、
友のガンの経緯のことも飛び交い、
ご主人も気にすることなく自然で、
なんとなく、言葉にすることを気にしている
私たちが変なのだと思うようになりました。
「くもをさがす」の西加奈子さんのように。
「夢の懸け橋」を通り、
鳴門の渦潮を見て・・・
ところが、一面雲海となっていて、まったく見えませんでした。
一気に加速。
大塚美術館に着きました。
ご主人に感謝です。
大塚美術館は世界初の陶板名画美術館です。
延床面積294.12㎡
西洋名画1000点余りを特殊技術によって、
オリジナル作品と同じ大きさに複製しているそうです。
触れられる、経年変化しない美術館。
大きい~、広い~
涼しい~
ちょっと作成プロセスをご紹介。
原画の著作権者・所有者へ許諾取得。
現地調査・原画撮影。
色の分解。
転写紙に印刷。
陶板に転写。
約1300度で焼きつける。
レタッチ。
技術者の手作業により、作者の筆遣いなどの再現を追及。
焼成。
検品。
陶板名画の完成です。
地下3階、地上2階。
大空間。
「好きなところに絞って観ましょう。」と友。
始めに観たのが、
システィーナホール。
「ここは、
紅白歌合戦の時に米津玄師さんが歌ったことで有名になった」
ちなみに、米津さんは徳島県徳島市生まれだとか。
大迫力です。
バチカンのシスティーナ礼拝堂は人でごった返していて、
上の方が少し短時間見えただけだったから、
こんな作品なんだと感心しました。
じっくり鑑賞しました。
それから、色々な作品を観ながら、
スクロヴェー二礼拝堂へ。
美しい空間です。
フェルメールの「真珠の耳飾り」NHKBSの取材を受けた時以来でした。
みんなでNHKBSからどうやって連絡がきたのかとか、
考察内容とか、語り合ったり・・・
ご主人は美術の先生ですし。
見た瞬間に心奪われ魅了される作品です。
友とご主人はオランダで実物を鑑賞したそうです。
羨ましい!
広い庭園。
別館です。
いよいよ最大の目的地
レオナルドダヴィンチの「最後の晩餐」です。
「うわあ~」
「確かに、2つある。」
「全然違う」
「修復前がいい」
「風格があって、ダヴィンチらしい」と私は思わず連呼。
本当に来てよかった!!!
見比べてみてください。
感動と今までのもやもやが解消され、
最高の気分です。
友のご主人素敵な方でした。
変わらない友の幸せな姿いいなぁ。
帰りに、私が住んでいたところや小学校を回ってくれて・・・
感謝いっぱいの1日でした。
詳しくはnoteに
「最後の晩餐」や「フェルメールの真珠の耳飾りNHKBSの取材を受けて」
に書いていますので、見比べてくださいね。
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