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365日色の話 父の日のプレゼントの剣道武具。父と息子の後日談。

今年の父の日は夫にとって格別な日となったようです。
子供たちもそれぞれに、パートナーができ、
大人になって生きていくうちに、
自分の子どもというより、
大人どうしの関係に進化してきています。

結婚すると、
俗に言う、
娘はご主人のもの、
息子はお嫁さんのもの。

私たちも、当たり前にそうだったのですが、
それが、親離れ、子離れということなのでしょう。

「こどもは放たれた矢」であり、
自立するために、
人間を含め動物は生まれてくるのですから・・・

そんなこどもたちに、
夫は当たり前のように
無邪気に自分がどうしても欲しかった武具を
お祝いに買ってくれないかと
おねだりした結果の父の日のプレゼントなのです。

剣道は、中学から初めていたそうです。
知り合った頃は、
剣道をしていたこともそんなに話題に上らず、

急に、「近くの警察の剣道場に稽古にいきたい。」
と言った時には
本当に驚きました。

その思いは「危ないから」と警察の方に言われ、
かなわなかったのですが・・・

退職後再開し
10年かかって、昇段した6段。
その記念の武具です。

実際には、
3ヵ月前に出来上がる予定だったのですが、
やっと出来上がる見込みだとの連絡があったのが、
6月の上旬です。
発注から7ヵ月。

一つ一つ手縫いのものです。
手作り感満載の素晴らしいものに仕上がると
期待感いっぱいに待ち続けていました。

それが、なんと父の日にあわせたように出来上がったと連絡が。。。

忙しい中、武具を見に、
息子が父の日のプレゼントのボトルを持ってきてくれたのです。

久しぶりに、息子が制作中の仕事のデザインを見たり、
いろいろ、父と息子の話ができて、
大いに楽しかったようです。

お嫁さんのお父様はお酒が大好きだそうで、
息子は一緒に楽しく飲んでいるようです。

我が家は二人とも飲めないので、
専ら、HINEMOS(日本酒ブランド)のボトルのデザイン話で
大盛り上がりです。

noteの話も時々入れてもらいました。

剣道をしない人は、なかなか見ることがないと思います。
もちろん、私もです。
日本発祥の固有の武道である剣道の武具の写真です。

剣道をやりたくなりましたか。


剣道武具と時を刻む時計をデザインした父の日のHINEMOS

胴の武具の色は光沢のある少し赤みのある黒で、
深い藍の色にシックなアクセントになっています。

堂々とした風格があり、子どもたちに感謝です!!

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