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365日色の話 パリオリンピックとフランス革命記念日!旅を振り返って。

パリオリンピックは日本選手たちの大活躍で日本中が大興奮の中、
閉会式を迎えました。

今回のパリオリンピックは開会式・閉会式だけでなく、
マスコットキャラクターや
さまざまな演出にフランス革命のモチーフを用い、
フランス革命の精神を世界に発信しようとしていました。

パリ祭、または、フランス革命記念日。
近現代のフランスで7月14日に設けられている、
共和国の成立を祝う建国記念日です。

1789年7月14日に発生した、
フランス革命の発端となったバスティーユ監獄襲撃および、
この事件の1周年を記念して、
翌1790年に行なった全国連盟祭が起源となっているそうです。

権力の象徴だった、パリのバスティーユ監獄を民衆が襲撃し、
ルイ16世と大妃マリーアントワネットが斬首されたことが有名ですが、
ルイ16世の評価も変化してきているとか。。。

英語圏では、バスティーユ襲撃の歴史を重視して、
「バスティーユ・デイ」というそうです。

建国記念日を祝う革命記念日。国歌「ラ・マルセイエーズ」。
その歴史を発信することを目指すパリオリンピック。

2015年7月14日
革命記念日に合わせてパリを訪れました。
その時は、パリ祭を楽しむ気持ちでいっぱいでしたが。。。

テロの警戒から、警備もすごかったです。
パリ祭のパレードを楽しみに大勢の人が押し寄せていました。
私たちも、その一人です。

シャンゼリゼ大通りを軍隊が行進し、
上空を飛行部隊が整然と飛ぶ軍隊演習さながらでした。

さまざまな制服の部隊が美しく整然と行進していきました。

騎馬隊です。
凛々しく、歓声が上がっていました。

スカーフおしゃれです
表情も凛々しい

報道クルーでしょうか。

すべての建物に見学の人が溢れていました。

トリコロール、すべてが美しかったです。

パリオリンピックを通して
パリ祭、革命記念日の重みは少し変化してきています。

大好きなフランス美的センスに溢れた極めて垢抜けた国❣
それだけではない悲劇、狡猾な歴史も。。。

パリオリンピック、アラブの笛ではない、フランスの笛?

本当の意味で、他の国の人の心を理解するには
知ることからと実感したパリオリンピックでした。


スペインの方々です

「フリジア帽」
フランス革命の際などに被られた帽子で、
自由を象徴するもの。
今回のマスコットには
フランス史の一端を世界に発信する役割も期待しているそうです。

でも、フランス人には不評だとか。
「かわいいけど、シックじゃない」
やっぱりフランスです❣


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