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こんにちは。佐野接骨院✖️筋トレクラブです

前回の徒競走の話。実際に友人に説明した事を挙げてみようと思います。全部で4つ。それと、友人には多くを説明すると混乱を招くかと説明しなかった補足で3つ。計7つですね。

題目
①姿勢チェック!走っているときはピンとしていること。
②真っ直ぐ走る!前の目標物に見定めて直進。
③地面をしっかり蹴っ飛ばす。足跡をつけるぐらい。
④腕をしっかり振る
補足①スタートの前傾姿勢
補足②前足の膝を高く上げる
補足③手は握り込まない

① 姿勢チェック!走っているときはピンとしていること。
解説:気をつけ姿勢が基本。腰が曲がって速く走れる人はいません。
●【重心が後ろにある=体重が後ろにある=走る負荷になる】徒競走が速い子ども重心が前にあるので、走る時の負荷がなくとても軽やかに走ります。
●腰が曲がっていると、地面を蹴った力が腰で止まってしまいます。本当は頭まで突き抜けたい力ですが。お辞儀した状態(腰の曲がった姿勢)でジャンプしているのと同じです。飛びづらいですよね。

例:腰が後ろに残ってる走り方

②真っ直ぐ走る!前の目標物に見定めて直進!
解説:目標に向かって一心不乱に走ると速くなる
●目標を見定めて走ると目線がブレず真っ直ぐ走れます。逆にいうと、目線がブレる⇒頭もブレる⇒ブレた分だけ身体が揺れるとゴールまでの距離が遠くなります。わかりやすいのが、目を瞑ると真っ直ぐ走るのは大変ですよね。
●もう一つ。目線がブレる⇒頭もブレる⇒重心がブレる⇒ブレた分だけ重心が揺れて走るときの負荷になる。こういう走り方をする時はがむしゃらな時ですね。速そうだけど速く走れない。
●目標へ目線を定めると、一点を見つめることになり集中力が高まります。あちこち見てたら、余計なことを考えて、緊張して、力んで、思うように走れません。
※スポーツのトップ選手は目線を外してもキッチリ走れるように鍛えないといけません。

例:重心がぶれている走り方

③地面をしっかり蹴っ飛ばす。足跡をつけるぐらい。
解説:走るは片足ジャンプの連続みたいなもの
● 三段跳びがわかりやすいと思いますが、走る事は脚力を地面に足を突き刺す様しっかり踏み込んで、その力を頭を抜けた方向に力強く、股関節も膝も伸び切るまでしっかり地面を蹴っ飛ばすと身体が大きく前に進んでいきます。
走行時のフォームは腰が高く、大きな走り方をしている様に見えます
●地面をしっかり蹴れない走り方をする場合、たいていは【ひっかく】走り方をしています。
•普通のシューズなら靴底のラバーだと、グリップ性に頼って摩擦抵抗を利用して走ります。
•野球やサッカーなどスパイクがあるシューズだと、金具で地面を捉えてまさに引っ掻くように走ります。
その走行時のフォームは腰が低く、あたかも地面を這うような低い走り方になります。靴底が擦れやすくて壊れやすい傾向。脛やふくらはぎ、もも裏や腰なども痛めやすいです。

④腕をしっかり振る
解説:肘を90度に曲げてキレよく、大きく、強く腕を振る
●前述どおり走るはジャンプと同じです。腕を振らない垂直跳びは記録が出ないですよね。走る時にも腕を【しっかり大きく】振ることが大事です。
●腕を振ると足が出ます。腕一回振ってる間に3歩出るなんて走り方ありません。腕を振った分だけ足が前に出る。足が出た分だけゴールが近くなる。そのため腕を【速く振る】必要があります。なので、肘を曲げてコンパクトな腕振り。しかし、肘を曲げすぎると腕が振りづらく、手だけシャカシャカ上下に振るだけになってしまいます。
だから肘は90度程度に曲げ、腕を振るというよりは【肘】を振るような感じです。そうすると、コンパクトでキレのいい、大きい腕振りが可能になります。
●スタートダッシュは徒競走の勝敗に大きく左右します。どうすればうまくいくか。
•前傾姿勢(気をつけ姿勢で前に傾く姿勢)で飛び出すことが一番大事です。腰がひけてうスタートすると前述通り重心が後ろにある分だけ身体が重くなります。重心は行きたい方向にあったほうが速く動けます。
•前傾姿勢は転倒するリスクを大きくします。転倒しないために【腕を強く速く振る】【前足の膝を高くあげる】ことがとても大事になります。腕振りと前足の膝をあげることは、身体を上に浮かせる力を発生させてくれます。これが前傾姿勢を保つために必需となります。
●指導時は『腕を振って』というと、肘を支点にして【手】だけ振ることが多いです。必要なのは肩を支点にして【肘】を振ること。そうすると腕全体を大きく振ることができます。

例:腕ふり・もも上げのできている走り方

補足①スタートの前傾姿勢
前述の腕振りでお伝えした通り、スタートで前傾姿勢になれると、スタートで飛び出せます。100m走でいう最初の20〜30mですね。これは野球の走塁やサッカーやバスケの加速して相手を抜く時も同じです。

補足②前足の膝を高く上げる
前述の腕振りでお伝えしましたが、前足の膝が上がるとその分だけ歩幅も広くなります。一歩が大きくなると、それだけゴールへの距離が近くなります。ちょこちょこ走りではなくなります。

補足③手は握り込まない
頑張ろう、速く走ろうと意気込むほどに力みます。手に汗握ると言いますが、強く手を握り込んでしまうと力みが生まれて、身体が思うように動かなくなります。手は適度に開いて走ってみてくださいね。

という事で、書き上げてみました。
陸上の短距離などスポーツしている方には、基礎中の基礎ですので情報不足かもしれませんが、運動会の徒競走でいえば十分かなと。
ご参考になれば幸いです。
※トップ写真は前回ブログの甥っ子ちゃんではありませんが、友人よりご提供いただきました。そのほかの写真は写真AC写真のフリー素材サイトより使用させていただきました。ありがとうございます😊

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