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【四】昔の地下鉄・市電:札幌市交通資料館

【三】すすきの有名店ジンギスカン/ホテル朝食|千田正哉 (note.com)
 のつづき
■ 6月11日
 この日だけで3か所訪れる公的博物館類の一つ目です。
(翌日は廃止駅の資料館×2、道の駅×2、翌々日は水族館。)


「仮免許練習中」。車体やタイヤも新しそうに見えます。
この真駒内から一駅戻って、


「自衛隊前」で下車。
スノーシェルター内をやってくる対向列車です。


モノトーン駅舎


「自衛官募集」
その周囲の黒っぽい部分に無数の白い綿毛が飛んでいます。
トリミングすると▼


高架線脇の建物が札幌市交通資料館本館です。


ルピナス


屋外ですがこの撮影位置より近づけません。


自衛隊敷地内の古い屋根や煙突気になる。


資料館オープンの数分前なので玄関前で地面に注目。
帰宅後調べたらポプラの綿毛で、6月の風物詩なのですが、資料館(市立)で働く中年男性が知らなかったのは解せません。


前月リニューアルオープンしたばかり。


上から新しい順の南北線。ゴムタイヤであることは変わりません。
新しいのは日本の都市部で非常に一般的な4ドア車で、初期は2ドアだったことをすっかり忘れていました。
(乗用車と異なり鉄道では片側のドア数で数えます。)


1898年製で名古屋で走っていましたが、そこで混雑が激しくなったため1918年に札幌へ。
1936年までに廃車になったのが、よく残っていました。
下の網は「救助網」という名称で、歩行者が巻き込まれないためです。


入れます。


つり革を取り付けている横棒が黒いフックだけで支えられており、心もとないが。
その上に写っているのは明かり取りの窓=外観では屋根の段差部分。


車掌が右のフックを下に引く(発車合図?)と、反対側の運転台で写真左のと同じベルが鳴るので、「チンチン電車」。


2014~2023年には愛知県の「博物館明治村」で展示されていました。
(同所で今も毎日走っていて乗車できるのは京都市の電車です。)


「新琴似駅前」は現在の地下鉄麻生(あさぶ)駅に近く、路面なのに初め非電化▼でした。


本館を含め入場無料で、公道を渡ると、地下鉄直下の第2・第3展示場。


車号に「D」が付くディーゼルカー。▲
(当然ディーゼルエンジンの除雪車も必要でした。)


木造除雪車

つづく
【五】名称どおり広いジャンルの「北海道博物館」|千田正哉 (note.com)

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